Doctors Me(ドクターズミー)- 親子で歯並びが似てくるのは遺伝?嘘 or 本当!?

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歯並びには先天的&後天的な要素がある!

よく、親御さん自身の歯並びが悪いので、お子さんも歯並びが悪くなるのではないかと心配をされている方がいらっしゃいますが、基本的に歯並び自体は遺伝しません。

・歯が並んでいる顎の骨の形や大きさ
・上下の顎の位置
・歯の大きさや本数
…など歯並びに関係するものが遺伝することは大いにあるため、似たような歯並びになる可能性があり、結果的に歯並びが似てくることがあります。

しかし、似たような顎の骨、歯の形や大きさをしていたとしても、必ずしも同じ歯並びになるわけではありません。歯並びは、このような遺伝的なものと、生まれた後の環境、つまり後天的なもののどちらもが影響するからです。

歯並びをダメにする生活習慣って!?

後天的なものとして、以下のようなことには気を付けましょう。

1:指しゃぶり
子供さんがいつまでも指しゃぶりをする、などの習慣があると、歯並びが悪くなってしまう可能性が十分にあります。指しゃぶりは小さいころは問題無いのですが、一般的に3才を過ぎても続けていると歯並びに悪影響が出てくると言われています。

関連:3才過ぎたら注意!指しゃぶりが原因で歯並びは悪くなる!?

2:舌を出す
舌を出す癖があると、前歯が舌で押され続け、歯並びが悪くなります。また歯並びだけでなく、発音が上手く出来なくなるといった症状が出てくることもあります。

3:親の癖
子供さんの生活習慣は親御さん、特に母親に影響されることが多く、例えば親御さんがしゃべるときや食べ物を食べるときに舌を出すなどの癖があると、子供さんはそれを見て真似する可能性があります。その結果、親御さんと似たような歯並びや咬み合わせになることがあります。

逆に、親御さんの歯並びが悪くても、子供さんの歯並びが悪くなる後天的な要因をひとつひとつ取り除き、健やかな歯並びの成長発育を促進していけば、きれいな歯並びになる可能性が十分にあります。

歯並びを改善するには歯科矯正をした方がいい?

歯並びを改善する手助けとして矯正治療があります。歯並びに悪影響を与えると考えられる要因を早めに除去していけば、放っておけば抜歯して矯正治療しなくてはならなかったところを、抜歯せずにきれいな歯並びを手に入れることができることもあります。

このように、歯並びは遺伝する可能性がありますが、歯並びが悪くなる遺伝的な要因を持っていたとしても、子供さんの成長発育に合わせて適切な対応をしていけば、きれいな歯並びになる可能性は十分にあるといえます。

悩まれている方はまずは歯科医師に相談してみてくださいね。