なでしこ8強!有吉、阪口弾でオランダ下す

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[6.23 女子W杯決勝T1回戦 日本2-1オランダ]

 日本女子代表(なでしこジャパン)は23日、決勝トーナメント1回戦でオランダ女子代表と対戦し、2-1で勝利した。準々決勝は日本時間28日午前5時キックオフの試合でオーストラリア女子代表と対戦する。

 グループCを3連勝で勝ち上がったなでしこジャパン。しかし内容面の乏しさを指摘する声も少なくなかった。中6日でチームをもう一度作り上げ、決勝トーナメントの快進撃に繋げたいところだった。

 なでしこのスタメンGKは海堀あゆみ。DFラインは右から有吉佐織、熊谷紗希、岩清水梓、鮫島彩が並び、MF阪口夢穂とMF宇津木瑠美のダブルボランチ。攻撃的MFは右に川澄奈穂美、左にMF宮間あや。FW大野忍とFW大儀見優季の2トップでスタート。MF澤穂希はベンチからのスタートになった。

 序盤、固さの見せたなでしこだが、前半10分、いい時間帯で先制点を奪うことに成功する。MF宮間あやのクロスに合わせたFW大儀見優季のヘディングシュートはクロスバーを叩いたが、跳ね返りを有吉が豪快に蹴り込む。有吉のW杯初ゴールで試合の主導権を握った。

 先制後もなでしこは追加点を奪おうと、積極的な攻撃を見せる。ただ、前半21分の鮫島が大野とのワンツーから放ったシュートや、同43分の大儀見のミドルシュートなどが枠外に外れるなど、決定力を欠いてしまう。前半だけで13本のシュートを放ったが、枠内に飛んだのは2本。1点リードで折り返すにとどまった。

 後半に入ると、前半の勢いがやや落ち着く。ただオランダも効果的な攻撃に持ち込むことが出来ず、試合の流れは停滞してしまう。なでしこは状況を打開しようと後半21分から大野に代えてFW岩渕真奈を投入。2点目を早めに奪って、試合を決めにかかる。

 後半中盤にはオランダに立て続けに決定機を作られる。CKの場面で鮫島がクリアミス。ゴール方向に向かうが、海堀が右手でセーブ。跳ね返りの波状攻撃もDFが体を張って守り抜く。直後のFKでもあわやの場面を作られてしまった。

 しかしなでしこは一瞬のチャンスを確実にものにする。後半33分、カウンターから持ち込むと、左サイドから宮間が折り返したボールを岩渕がスルー。後ろにいた阪口が左足でゴール左隅に蹴り込み、待望の追加点を奪う。直後の同35分には川澄に代えて澤を投入。試合を締めにかかった。

 オランダは後半アディショナルタイムに海堀のミスから1点を返すと、最終盤にもチャンスを迎えるが、なでしこが懸命のディフェンスで守り抜き、連覇を目指すなでしこが8強へと駒を進めた。


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