坂口杏里オフィシャルブログより

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 タレントの坂口杏里(24)が“キャラ変”したと業界内で話題になっている。これまで天然系おバカキャラとして知られていたが、バラエティー番組で突然「バカを演じていただけ」と宣言。その後は実際におバカキャラが封印され、本人いわく「サバサバ系」に変貌しているという。

 心機一転で新たなスタートを切ったといえるが、一部では精神的に不安定であるとささやかれており、さらには“整形疑惑”が強まるというネガティブな要素が彼女を取り巻いている。

突然の暴露はメンヘラ状態による暴走?

 6月、坂口は東京・新宿で上演された舞台『刀神姫抄-TOUZINKIISHO-』に友情出演。子供を持つ母親役で「私の役柄はいろいろ大変だと思いますが、私なりの母親役を確立したいですし、精一杯、楽しみたいと思います」と、上演前に真面目にPRしていた。

 かつての坂口のような天然ボケは全くなし。この天然キャラ封印は6月6日に放送された『有吉反省会』(日本テレビ系)で宣言されており、坂口は「本当はバカを演じていただけ。口も悪いしサバサバしている」と告白していた。

 さらに坂口は「LINEで嫌いになった人は速攻ブロック」「タクシーにクレームを入れる」「事務所に内緒でキャバクラでアルバイトしていた」などと驚きの素顔を自ら暴露。これに司会の有吉弘行が「昔は天然でかわいい感じだったのに、今なんかヤバくね?」と視聴者の意見を代弁するようなツッコミを入れたが、坂口は「これが本当の私」「スゴくやっかいな女」と自分のありのままの姿をアピールした。

「脱キャラクター」はタレントの成長過程によるあることではあるが、あまりに突然で過激な告白だ。

 また、坂口といえばお笑いコンビ「バイきんぐ」の小峠英二(39)との交際で注目を集めたが、そちらも「リーク疑惑」がつきまとっている。写真週刊誌に自撮りのラブラブツーショットが掲載されたが、「持ち込んだのが坂口本人」(週刊誌記者)という説があるのだ。外堀を埋められた結果、小峠は付き合うしかなくなったともいわれている。

 突然のキャラ変にしても強引に思える恋愛にしても「メンヘラ」といわれるタイプのものであり、精神的に不安定ではないかとささやかれている。

顔の激変ぶりに視聴者「整形ヤバイ」

 心配されているのは精神面だけではない。この放送を目にした視聴者たちは坂口の突然の告白よりも、彼女の顔に注目した人が多く、以下のようなコメントが数多く上がっていた。

「坂口杏里、また顔変わった?」」
「ここまでくると怖いんですけど…」
「性格よりも整形しすぎで顔がヤバイ」
「叶姉妹のお姉さんみたいになってきた」

 整形が事実かどうかは確かめようがないが、坂口がアップになると、異常にふくらんだ涙袋にクッキリしすぎた二重、とがりすぎたアゴ、ぽってりした下唇など典型的な整形パターンが目立つ。かつては頬骨が出ているタイプで丸顔の印象もあったのだが、頬もすっきりして全体的に顔が細長くなっている。いずれも度が過ぎているようで違和感ばかりが強まってしまっているようだ。 

 今までは「変化」を指摘されることはあっても、ここまで多くの視聴者の拒否反応が噴出することはなかった。だが今回は行き着くところまで行ってしまった衝撃が大きかったようだ。

「精神的に不安定な女性が整形にハマると、際限なく手術を受け続けてしまう。それが何かの拍子でエスカレートすると、今までにない『大工事』に発展してしまうことも。もっとも坂口さんがそうなのかは分かりませんが、精神不安定な面があるのは事実のようなので心配ですね」(美容ライター)

 突然の新キャラ宣言にしても顔の激変にしても、そのきっかけとしてある事件が影響しているといわれている。

「今年5月、雑誌企画・芸能プロダクションの元社長でフィリピン国籍の男がモデル志望の少女に性行為を強要したなどとして児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。坂口はこの男を恩人として慕っており、Twitterでも『めっちゃお世話してもらってるの』などと親密さをアピールしていた。今まで『親の七光り』で芸能界を渡ってきた坂口ですが、2013年に母で女優の坂口良子さんが他界。よりどころを失った坂口にとって、この男は大きな支えだったようです。ところが、突然の逮捕ですべて水の泡になってしまった」(週刊誌記者)

 これといった確固たる芸があるわけでもない坂口にとって、母の死や恩人の逮捕は精神的に病むに十分な理由だといえるだろう。その不安感が顔の激変につながっているとも考えられそうだ。

 このままでは取り返しがつかない事態に陥ってしまう可能性もあるだけに、目先の話題づくりに躍起にならず、まずは精神的に健康になってから戦略を考えたほうがいいように思えるが……。

(取材・文/佐藤勇馬)