●●が高いほど気になる!? 「夏場のニオイ」対策ポイント3つ
夏になると自分のニオイや周りの人の汗のニオイが気になりませんか?
猛暑の時は、街を歩いているだけでも汗が噴き出てくるもの。
ましてや夏場は蒸すので、その汗のニオイが周りに伝わってしまいますよね……。
今回は、夏場に人のニオイが気になる理由について迫ってみました。
■湿度が高い季節は“ニオイ”に敏感になるってホント!?
株式会社オレンジページが女性1,133人に「からだのニオイに関する調査」を実施。すると、自分のニオイが気になる季節は夏が一番多かったそうです。
でも、どうして夏になると、ニオイが気になるのでしょうか……? 東京大学大学院農業生命科学研究科教授の東原和成先生いわく、湿度が高いと人はニオイを感じやすいのだそう。
というのも、ニオイは揮発性の物質で、気温や湿度が高いほど飛びやすい性質を持っているのだとか……。また、人の鼻も湿度がある方がニオイを感じやすいため、このダブル効果で夏はニオイを感じやすいというのです。
暑くなると途端にニオイが気になり出すのは、こういう理由からなんですね。
■箇所によって異なる! 知っておきたい汗対策3つ
ちなみにニオイが気になる場所は、皆さんどこが多いのでしょうか……? 同調査で気になる人が多かった順から、それぞれの汗対策についてまとめてみました。
(1)ワキ汗
他人の汗のニオイが気になる女性は61.9%、自分の汗のニオイが気になる女性は71.4%だったそう。
私たちの頭のなかで、「ワキのニオイ=クサい」というイメージが擦りついてしまっているので、汗染みを見つけてしまうと、なおさら意識してしまいますよね……。
ワキ汗にはスティックタイプ、スプレータイプのデオドラントがオススメ。最近はフィルムタイプの制汗剤も出ています。ワキ染み対策もできるので一石二鳥なのでは!?
(2)口、息のニオイ
次に多かったのが口、息のニオイ。口臭の原因は、生理的口臭と病的口臭のふたつがあるって知っていましたか?
生理的口臭はニンニク料理を食べたり、アルコールを摂取した時のもの。一方で病的口臭は、歯周病や糖尿病などの病気が原因なんだそう。
ちなみに病気のなかでも口臭の原因になりやすいのは、虫歯と歯周病と言われています。もし他人に口臭を指摘されることが多いなら、一度歯医者さんに診てもらった方がいいかも……?
(3)頭のニオイ
三番目に多かったのが頭のニオイです。続いて足のニオイが並びますが、いずれも髪の毛、靴とニオイがこもりがちな場所なので、小まめにシャワーを浴びることが一番良さそう。
ただし、シャワーだけで済ませてしまうと、体の疲れが取れにくいので、湯船にゆっくりと浸かることも忘れないようにしましょう。
いかがでしたか。場所によってとるべきニオイ対策も異なります。「あいつ、なんかクサくね……?」なんて好きな人に幻滅されないように、今から汗対策を徹底しておきたいですね。
【参考】
※ キスの時の口臭事情!気になるのは相手より自分? - エストドック