米軍、空飛ぶホバーバイクの研究開発に着手。スター・ウォーズのスピーダーバイク風

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英国のスタートアップ Malloy Aeronautics が、米陸軍との契約のもと浮遊バイク Hoverbike の研究開発に着手することを明らかにしました。

Malloy Aeronautics は2012年に設立された英国のメーカー。将来的には人が乗れるホバーバイクの完成を目指しつつ、昨年には人形を載せた1/3サイズのドローンをKickstarter を通じて販売し資金を集めていました。

同社の発表によれば、Malloy Aeronautics 社は米国の軍事企業 SURVICE Engineering との協業により、米陸軍の研究開発組織 Army Research Laboratory (ARL)との研究開発契約に基づきホバーバイクの実用化を目指します。



MA社のHoverbikeは、クアッドコプターのローターを前後に寄せて半径分重ねたような設計が特徴。パイロットはちょうどバイクのように中間に跨って前傾姿勢で搭乗します。

同社の発表文によると、ホバーバイクは新しい種別のTactical Reconnaissance Vehicle (TRV)、戦術偵察機としての運用を前提に開発されるとのこと。

地形を問わず高速に移動できる利点を備えながら、ヘリコプターよりもコストや安全性、静粛性がはるかに優れ可搬性も高い個人用、あるいは少人数用の乗り物としての可能性を見ているようです。現在の試作機はバッテリーで飛んでいますが、今後はガソリンエンジンを使い大型化とペイロードの増加も検討しています。

協業する SURVICE Engineering は米国の国防・保安関係を取引先に、主に装備の分析やシミュレーションサービスを提供する企業。Malloy Aeronautics 社は ARL のある米国メリーランドに新規オフィスを構えた!と意気軒昂ですが、現時点では人を載せてテザーなしの安定飛行を公開しておらず、軍が採用云々以前に実用化への可能性を探る段階です。



こちらはあまり関係ない、バイク型の一人乗り乗用機械が登場する映画のゲーム版。スピーダーバイクは反重力装置のリパルサーリフトで飛んでいる設定のためローターはありません。