Doctors Me(ドクターズミー)- 日本人死亡原因第2位の狭心症、心筋梗塞を知ろう!

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狭心症、心筋梗塞ってどんな病気?

日本人の死亡原因の第2位を占める心疾患。
平成23年の1年間では約8万人の方が狭心症・心筋梗塞に代表される虚血性心疾患で亡くなられており、決して珍しい病気ではありません。では、これらの病気の原因は何なのでしょうか。

心臓に栄養を送っている冠動脈の血流が不足することにより、心筋が酸素不足になり生じる痛みが狭心症の痛みです。冠動脈の血流が不足する原因として多いのは動脈硬化ですが、動脈硬化がなくても、さまざまな理由から冠動脈が痙攣することで血流が不足することがあります。

典型的な症状としては、数十秒から数分、胸の中央部に圧迫感が生じることです。痛みは左肩や顎、みぞおちまで広がることもあります。急ぎ足で歩いたり、坂や階段を上った時に起きるのが労作性狭心症、労作と関係なく起きるのが安静時狭心症です。狭心症の痛みはおさまることが多いのですが、狭心症を放置すると、冠動脈が完全につまってしまい、心筋が壊死してしまう心筋梗塞へと移行します。

あなたは大丈夫?狭心症になりやすいタイプとは!?

狭心症になるリスクが高いといわれているのは次のような場合です。これらのリスクがいくつかある方の胸痛には注意が必要で、原因として、常に狭心症や心筋梗塞を念頭に置かなければなりません。しかし、これらの中には、治療や本人の努力により改善が期待できるものもあります。

1. 悪玉コレステロール(LDL)高値
2. 善玉コレステロール(HDL)低値
3. 高血圧
4. 男性
5. 糖尿病
6. 家族歴(冠動脈疾患)
7. 喫煙
8. 運動不足

狭心症、心筋梗塞の予防と治療は?

狭心症、心筋梗塞の原因としては動脈硬化が多いため、動脈硬化が進行しないようにすることがこれらの予防になります。そのためには、高血圧、高脂血症、糖尿病などを治療し、適度な運動により肥満を抑え、上記のリスクを減らすことが重要です。

実際の治療には、薬物治療、カテーテルインターベンション、バイパス手術があり、どれを選択するかは、冠動脈が細くなっている病変の性状や大きさにより異なります。