Doctors Me(ドクターズミー)- 万能素材"セラミック"、歯科医師オススメする3つの理由!

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万能素材「セラミック」

歯の詰めものがとれてしまったり虫歯で型取りが必要なとき、歯医者さんからよくオススメされるのはセラミックでしょう。ここではセラミックについての3つの疑問にお答えましょう。

Q1:セラミックは劣化しない?

セラミックはお茶碗と同じ陶器なので、その特性上、時間が経っても見た目に変化することはありません。

しかし歯は年齢を重ねるごとに表面のエナメル質が削れて、なかの象牙質と呼ばれる色味の強い層が出てくるため、一般的に歯が黄色味を帯びてくる傾向があります。

そのため徐々にですが、セラミックとの色のギャップが出てくる可能性があります。その場合はセラミックをやり直すのではなく、ご自身の歯をホワイトニングして対応します。

Q2.セラミックだと虫歯にならない?

銀の詰めものは「金銀パラジウム合金」と呼ばれるものを使用しています。

これは戦後にやむなく導入された、安いだけで歯科医学的には積極的に推奨できないような代用合金です。ドイツでは幼児及び妊婦には使用してはいけないと勧告が出されているほどです。

口のなかは熱いものや冷たいもの、酸性のものなどさまざまなものに触れる、過酷な環境にあります。このような環境のなかで、銀の詰めものやそれをくっつけるための接着剤は、次第に溶け出していきます。その隙間から虫歯の原因菌が入り込み、二次感染を引き起こす原因となるのです。

一方のセラミックはそのような環境でも口のなかで溶け出すことなく安定しており、さらに接着剤もよりよいマテリアルで隙間ができにくいため、虫歯になりにくいといえるでしょう。

Q3.身体的な影響はない?

「金銀パラジウム合金」のような金属はイオン化して溶け出すことがあり、メタルタトゥーと呼ばれる、金属による歯ぐきの黒ズミや金属アレルギーを引き起こす原因になります。

一方のセラミックはこれらの面でも身体へのリスクを軽減してくれるため、とてもよい材料だと考えられています。

まとめ

セラミックは陶器なので衝撃に弱く欠けやすいというデメリットがありますが、より強度が高いモノや3Dスキャンによる削り出しで作るなど、新しい技術がどんどん取り入れられている分野です。今後の可能性に注目したいところですね。