『リアル鬼ごっこ ライジング』 ©2015「リアル鬼ごっこ」学級委員会

写真拡大

オムニバスドラマ『リアル鬼ごっこ ライジング』が、7月1日からJ:COMオンデマンド、auビデオパスほかで配信されることがわかった。

【もっと画像を見る】

2001年に発表された山田悠介による原作小説『リアル鬼ごっこ』は、全国の「佐藤さん」が鬼に殺されるというあらすじ。2010年以降、数回にわたる映画化やドラマ化が行われているほか、7月11日から園子温監督による映画版が公開される。今回のオムニバスドラマは、若手のホラー監督が『リアル鬼ごっこ』の前日譚を描くというコンセプトによって制作した短編3作品から構成される。

映画『へんげ』の大畑創監督が手掛けた『佐藤さんを探せ!』は、子ども殺しの指名手配犯「佐藤さん」に遭遇し、懸賞金300万円を手にするため生け捕り作戦を企てる小学生3人組を描いた作品。大勢の小学生を率いて殺人鬼を追う少年役には竜跳がキャスティングされている。

映画『先生を流産させる会』『パズル』の内藤瑛亮がメガホンをとった『佐藤さんの逃走!』では、中学生の家出少女・茉莉花と角の生えた少女「おにおに」の前に、2人を「鬼」と呼ぶ少年「佐藤さん」が現れることから始まる物語が描かれる。キャストには染野有来、萩原みのり、横山幸汰が名を連ねている。

映画『クソすばらしいこの世界』の朝倉加葉子監督が手掛けた『佐藤さんの正体!』は、同級生の少女・絢乃にストーカー行為を繰り返す朔実が、「佐藤」というもう1人のストーカーの存在を認めることが出来ず、佐藤を罠にはめるため行動を起こすというあらすじだ。少女だけの鬼ごっこを演じるのは、北浦愛、武田玲奈。

■武田玲奈のコメント
撮影では、初めて傷メイクや血のりに挑戦しました。
ラブ・スリラーなので、そこまで怖くなく多くの方に楽しんでもらえる作品です。
最後は予測のつかない展開です。どんどん壊れていく絢乃と、反対に強く変わっていく朔実にご注目ください!!
私はこの作品、狂っていてとても好きです!

■大畑創監督のコメント
「リアル鬼ごっこ」の前日譚をやろう。と、プロデューサー氏から話があり、さらに「子供が主演で。」とのこと。「子供たちが、懸賞金のかかった凶悪な指名手配犯を追い詰める」というネタは、以前から自分のネタ帳に走り書きしていたものの、やってくれと言われなければ「子供主演」の映画を作ろうとしたことはありませんでした。基本的に「大人」が出る映画が好きですし。そんな調子でシナリオを書き始めると、案の定、苦戦はしたものの、しかしそのうち「子供」という存在の面白さに気づきました。というか、自分と近いところにいると感じたのです。「大人」と違って、物語の中の「子供たち」のことがとても良く理解でき、そして彼らも僕のことを良く理解しているような感じ…。そんなふうにして、僕の中の「何か」が彼らを通じて、ドロっと出た作品になったかもしれません。

■内藤瑛亮監督のコメント
「文字通りの『鬼』を登場させ、人間と追いかけっこをする」というミもフタもないアイディアを基に、可愛い少女たちの美しく愉しいイチャイチャと哀しい決裂を描きました。山田悠介・原作映像化史上、最もエロいです。

■朝倉加葉子監督のコメント
「人間がリアルに鬼ごっこする、追いかける対象は佐藤さん」
それくらいの知識しかなかった『リアル鬼ごっこ』ですが、大いなる愛を持って乱暴にその起源を作ってみました。
『怪談新耳袋 百物語』で同時に商業デビューした大畑くん内藤くん私の3人で一緒にやる久々の企画となり、2人の面白さに安心し、刺激をもらって進められました。
季節外れの台風を呼びつつ、北浦愛と武田玲奈という才能を得て、青春と屈折と情熱を凝縮したいい作品になったのでぜひ見てみてください。