Doctors Me(ドクターズミー)- 《新常識》虫歯に有効、子どもの歯にはフッ素コート!

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子どもの歯にフッ素は効果的!

フッ素による虫歯予防の認知度はかなり上がってきたように感じます。乳歯や生えてきたばかりの永久歯は歯質が弱く、虫歯になりやすい状態です。このような歯には、フッ素による虫歯予防の効果が大きいといえます。

今回はフッ素塗布の効果や注意点をみていきましょう。

フッ素がなぜ歯にいいの?

歯の表面はハイドロキシアパタイトという結晶でできています。これにフッ素を塗ると、フルオロアパタイトという酸に溶けにくい物質に変化します。

したがって虫歯の原因菌が産生する酸に強い歯になります。さらにフッ素には、この原因菌による酸の産生も抑制する効果があるので、より歯は溶けにくくなるのです。

また、細菌の酸だけではなく、日々の食事によっても歯は少しずつ溶かされています。ただし、唾液には再石灰化といって溶けた歯を修復する機能があります。フッ素はこの再石灰化を助ける働きもあるのです。

注意すべき点は?

フッ素塗布において注意すべきことは、フッ素の過剰摂取による中毒症状です。歯科医院で行う場合はほとんど心配いりませんが、家庭で洗口剤を使用する場合、特に希釈して使うタイプのものは注意が必要です。

また、フッ素の種類によっては歯の着色を起こす可能性もありますので事前に確認してください。

どのくらいの頻度でフッ素塗布するのが効果的?

歯科医院でのフッ素塗布は3〜4カ月に1回程度が効果的といわれており、保険外診療で数百円から2,000〜3,000円が一般的です。

虫歯が多い場合など保険適応になることもありますが、歯科医院では高濃度のフッ素を使用するので歯質強化が期待できます。

家庭で使う場合はフッ素配合の歯磨き粉や洗口剤が薬局で手軽に入手できます。フッ素の濃度は低いですが、継続的に使用することで効果を示します。

まとめ

このようにフッ素塗布は、特に子供の歯には虫歯予防効果が大きいです。ただし、フッ素を塗ったことで安心して歯磨きをサボっていては意味がありませんので、日々のプラークコントロールはしっかり行いましょう。