Doctors Me(ドクターズミー)- ペットを飼うのは屋外 or 屋内?どっちがいい?

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犬の飼う際に、室内飼いか外飼いか、基本的にはそれぞれのご家庭の事情や考え方でお決めいただくことになるかと思いますが、獣医師によると、できるだけ小型、大型、または犬種にかかわらず室内飼いを推奨しています。
では、それぞれのメリットとデメリット、その理由について獣医師に聞いてみました!

■ 屋外で飼うメリット&デメリットは?

外飼いのおもなメリットは、

・トイレのしつけや掃除などが比較的楽
・鳴き声が屋内には届きにくい
・犬のエリアと人間のエリアが明らかに分けられる

などの点です。
日本の家屋では昔から犬を外で飼うことが多く、雨風を防ぐなどの環境を整えてあげれば、外飼いでも犬は全く問題ありません。外飼いのほうが、犬自身の抵抗力は強くなり、たくましくなるかもしれません。

一方デメリットは、
・犬がまわりの音や気配を直接感じ、家に近づく人や犬に吠えやすくなる
・その結果、犬の鳴き声の騒音問題が発生してしまう場合がある
・犬は常に周りの気配を気にするようになり、安心して休む時間がとりにくくなる
・犬と人間との距離感が増えるためにコミュニケーションも取りにくくなる
・結果的に、家庭犬としてのしつけも室内飼いに比べてできにくくなる
・寒暖の差が激しい
・他の犬や猫の接近や寄生害虫がつきやすい
・体調不良に気がつくことが遅くなりやすい

鳴き声などはメリットと一長一短なものもありますが、実は室内飼いではそれらを解決できる方法があるのです。

■ 室内飼いで陥りがちな犬優位の状態とは?

獣医師が推薦する室内飼いですが、常に自由な状態でよいかというと、そうではありません。

自由に動ける範囲=自分のテリトリーということになるので、できればケージの中での飼育をお勧めします。最初から犬が室内を自由にさせてしまうご家庭では、ほとんどの場合、犬をかわいがるあまり、あまりしつけをされずに飼われることが多くなります。

その結果、犬がそのテリトリーの中でリーダー意識を持ち、犬がその家庭の中で、自分が一番、と思ってしまうのです。

リーダーたる犬は、自分たちのテリトリーを本能的に守ろうとする意識が生まれ、自分より下の位置にある人間の家族を守ろうとすることにもなります。そして、家の外からの訪問者に対して、威嚇するために吠えたり、場合によっては攻撃するようになります。

また、自分たちのテリトリーに近づこうとするものはいないか、常に周囲を警戒する必要があるため、室内であっても安心して休める時間が少なくなることになります。

■ 室内飼いを成功させるにはまずはケージ飼いすること!

上記のような状態にならないために、犬のテリトリーを限定し、まずケージ飼いで、しっかりと服従性やしつけも身に付けましょう。

飼い主さんが犬の絶対的なリーダーとして信頼される主従関係が出来てから、飼い主さんがいるときだけ室内で放し飼いにすることをお勧めします。犬としても、飼い主さんの顔を見たら出してくれる、という感覚がありますので、喜ぶと思います。

以上のことから、室内でのケージ飼いは、
・犬にしつけがしやすくなる
・犬が安心して休めるスペースができる
・犬にとってもとても穏やかな生活ができる

というメリットがあります。

逆に、室内飼育のデメリットとしては、

・マーキングや家具などへの破壊行為
・朝夕の鳴き声

などがありますが、しつけによりある程度は克服できるでしょう。

■ 獣医師からのアドバイス

以上のことから、犬種や犬の大きさに係わらず、出来る限り室内で飼うほうがよいでしょう。 外飼いの犬でも、高齢になり、老化の兆候が見られてきたら、室内飼いに変えるなど、体力や抵抗力の低下に配慮してあげてくださいね。