Doctors Me(ドクターズミー)- 血液検査でさまざまな病気がわかる!医療の最新情報!

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痛くない検査で病気がわかる時代に!

日進月歩で血液検査の有用性は増しており、これはまさに研究者たちの努力のたまものです。
普通病気の検査には苦痛を伴うものとそうでないものがありますが、血液検査は、一瞬の痛みに我慢すればよいので、侵襲性の比較的少ない検査になります。血管が細い方やもろい方は苦痛かもしれませんが……。

血液だけでいろんなことが調べれるなんて、医療をする側も受ける側もお互いにありがたいことですね。
では、現在の血液検査ではどんな病気がわかるのでしょうか。

1. 結核

T-SPOT、クォンティフェロンなどと呼ばれるものがそうで、結核の診断の参考に採血検査が用いられます。

2. 胃がん

ヘリコバクターピロリ菌が関与してできる胃がんの発生母地となる萎縮性胃炎の程度や有無を血中のペプシノーゲンというものを調べることで推測することができます。
検診などでもオプションで行われることが増えてきています。これが陽性なら一定期間ごとに胃カメラをされることとピロリ菌の除菌が勧められます。

3. アトピー性皮膚炎の重症度判定

アトピー性皮膚炎の重症度判定にTARCというものが用いられるようになってきています。
悪化するほど数値が高くなり、スキンケアやお薬が有効に働いているとTARC値も下がってくるため数値で状態を把握することができ便利です。

4. 卵巣年齢を測定

卵巣年齢を測定するものとしてAMH(アンチミューラリアンホルモン)というものがあります。
もともと女性は生まれたときの卵巣に卵子のもとをたくさん持った状態で生まれ、成長とともにその数は減る一方です。特に30代後半から40代にかけて急激にその卵子のもとが減少しますが、卵巣に成長途中の卵子がどれだけあるかをはかるものがAMHです。
実際の年齢だけでなく女性不妊のかたはこのAMHを一度測定していただくのもよいと思います。

早期発見のために定期検査を!

最近は血液や尿で調べられる腫瘍マーカーの種類も増えてきています。
それぞれ長所、短所があるので組み合わせたり、他の検査と合わせて判断の材料となります。
病気を見つけるにはやはり検査が一番です。そういった意味でも血液検査の可能性に今後も期待ですね。