芸人にして独創的な粘土作家としても活躍する片桐 仁(ラーメンズ)さんと、妄想工作作家・乙幡啓子さんが夢の初タッグで贈る、まったく新しい工作番組がDVD化!

独創的な発想を誇る両雄が“冷蔵庫のプリンを、自分以外、食べられなくするグッズ”というお題に対して、大喜利作品を発想・制作するまでを追い、制作過程の魅力や醍醐味を映像で提示する『また、つまらぬ物を作ってしまった』。その人気の理由について、今の世の中事と絡めて伺いました。


Q:夢の初タッグで送る新しい工作番組ということですが、もともと個々で工作家として活動されていましたよね?

片桐仁:そうですね。僕は15年ほど毎月作品を作っていて、雑誌や個展で発表していますが、「どうやって作っているの?」と聞かれることが多いんです。

僕自身もモノ作りの過程を眺めていることは好きですが、みんな、その過程も観たいんだって。だから、それが番組みたいになればいいなあと、漠然と思っていたんですよ。

 

乙幡啓子:わたしも、もともと工作や手芸などが好きでよくやっていましたが、ある時、その完成までの過程を、お仕事をしていたネット媒体で記事にしたところ、「それはいいね!」と編集長に言われ、それが10年ほど前。

読者のヒキもよくて、それ以降、工作系の記事が多くなって、やがて雑貨として売れるモノができた、と。それがホッケペンケース、ホッケース。5年ほど前ですね。その後、ご縁があって片桐さんとご一緒することに。

 

片桐:縁を感じたのは、僕のほうです。僕は雑誌連載だったので、誰のためにも作ってなかった自己満足の世界ですけれど、乙幡さんの場合は商品であって作品であって、もうプロだなと。

今回の番組が決まった時に、ふたりでひとつのお題にトライするので、不安で不安で(笑)。


Q:DVDを観ていて、「プリン食べちゃダメイデン」「ボクの! 私の! 食べものを、持っていかないで〜!!」器 など、こういう“つまらぬ物”を作る世界も改めて素敵だなと思いました。

 

片桐:そうなんですよ。その人にビッタリ合うかどうかはわからないけれど、ファンはとっても多い世界なんです。いま、小物の雑貨サイトなどがめちゃくちゃ流行っていて、世の中はクラフトブームですよね。

大会とかコンペとかまである。100円ショップとか行くと、しっかりとモノ作りコーナーがありますよ。昔は高かったですが、充実していますね。

 

乙幡:作ることに興味があるというか小物だからか、モノ作り女子が多いですよね。ただ、「番組、観ています!」というファン的な声は、ちょっとしたか聴いたことがないですが(笑)。

 

片桐:でも、僕が雑誌で連載を始めた頃は、このブームはなかったですからね。今の、そういう人の何パーセントかがDVD-BOXを買ってくれればうれしいなあ(笑)。


Q:週末ともなればワークショップも流行っていますので、おふたりとも呼ばれているのでは?

乙幡:確かにワークショップの依頼は多いですが、“つまらぬ物”を作っているので、普通のワークショップへの落とし込みが大変で(笑)。消しゴムハンコとかに落ち着きますけど。

 

片桐:僕は子ども向けのワークショップ、やっていますよ。貯金箱を作るっていう、夏休みの宿題にもなるやつ。意外にね、粘土を渡せばやりますね。何もやらない子はいない。まあ有料だから、やらない理由がないからだよね(笑)。


Q:この「また、つまらぬ物を作ってしまった」ですが、今後の展望は?

片桐:フェスですね。“またつま”フェス(笑)。

 

乙幡:個展をやりたいですね。番組を1年くらい続ければ、個展にもなったと思う。

 

片桐:フェスでは個展プラス、ワンテーマで公募のコンテストを開いてみるとかね。ライブペインティングみたいなものもいいなあ。でも、あれは大変かな。完成しない。前に似たようなことをやったことがあって、大変だったもの(笑)。


Q:たとえば神奈川県の武蔵小杉では「COSUGI CONVIVIAL PROJECT」と言って、街ぐるみレベルでワークショップを開催するなど、大規模なモノ作り計画もあるそうで、あながち「また、つまらぬ物を作ってしまった」フェスも夢ではないですね!

乙幡:なるほど! アイデンティティーの確立という意味もありそうですよね。でも、大きなもの、大きなつまらぬ物を皆で作るアイデアはいいですね。それこそフェスのレベルでやってみたい!

 

片桐:上手く、行きますかね???

 

乙幡:それこそ、また徹夜になるかも(笑)。でも、つまらぬ物を持ち寄れば、家もスッキリするし(笑)。

 

片桐:ああ、捨てられない引き出物とかありますよね! まあ、いずれにしてもDVD-BOXを買っていただけないと始まらないので、よろしくお願いします!

 

「また、つまらぬ物を作ってしまった DVD-BOX」

発売中 ¥6,480(税込)
発売・販売元:ポニーキャニオン
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