Doctors Me(ドクターズミー)- 子供のピンチを救う、正しい心肺蘇生法を知ろう!

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まずは意識確認と気道確保!

近くで遊んでいると思っていた子供の声がしないので振り返ってみると、ぐったりして倒れている……想像もしたくない光景ですが、いつでもどこでも起こりうることです。

このような場合、119番通報をするのはもちろんですが、その他にも近くにいる大人にもできることはたくさんあり、日頃からイメージトレーニングをしておくことがとても大切です。ここでは1〜8歳の小児を対象にした心肺蘇生法をご紹介します。

子供が倒れていた場合、最初に、意識の有無を確認します。大声で名前を呼んだり、肩をたたいたりして反応があるか確認します。意識がなければ、顎を前方にあげ気道確保します。気道確保して呼吸があるかどうか確認し、呼吸があるようならその状態で救急隊を待ち、呼吸がないようなら人工呼吸を行います。

心臓マッサージよりも人工呼吸が先!

小児の場合は、人工呼吸が大変重要です。大人は、心臓がけいれんして呼吸が止まることが多いのですが、小児の場合は、呼吸が止まってから酸素欠乏により心臓が止まることが多いからです。人工呼吸の時には子供の鼻をつまみ、2回ゆっくり息を吹き込みます。息を吹き込まない時は鼻をつまんでいた手を放します。吹き込みながら胸が上がるか(肺に空気が入っているか)確認できるとベストです。

人工呼吸を行って、呼吸が回復したり、手足が動いたりしているかどうか確認します。もし動くようでしたら、5秒に1回人工呼吸を続けて救急隊を待ちましょう。

心臓マッサージは正しい位置と回数が重要!

人口呼吸をしても反応がなければ、心臓マッサージを1分間続けてから、119番通報します。心臓マッサージは、1分回に100回、つまり1回1秒よりも少しは早い速度で、片手の付け根で胸骨の下半分を、胸の厚さのおよそ1/3がくぼむまで押してください。

救急隊が来るまで、人工呼吸1回、心臓マッサージ5回をセットで続けてください。
もし、他に大人がいるのであれば、119番通報と同時進行でこれらの心肺蘇生を行います。こういった心肺蘇生の方法を、動画などで確認し、ご自宅などで実際行っておくと、いざというときにも安心です。