お酒は飲みたいけどカロリーが気になるし健康にも良くないかも、と考えているかたにおおすすめしたいのが梅酒。「梅は三毒を絶つ」と昔から言い伝えられています。三毒とは食物・血液・水(体内の水分)の毒のこと。梅酒は、疲労回復・食欲増進・便秘解消に効くばかりでなく、ダイエット効果や生活習慣病の予防にもなります。梅酒を飲んで暑い夏を健康的に過ごしましょう。

クエン酸で疲労回復・血流改善

梅酒にはクエン酸が多く含まれています。その含有量は梅干しの6倍、レモンの15倍。疲労物質の乳酸を分解してエネルギーの代謝を促進するので疲労が回復します。また、脂肪を燃焼させるのでダイエット効果も。さらに血液中や肝臓の中性脂肪を減少させるので血流がよくなり、高血圧、動脈硬化になりにくい体になります。そのため、脳梗塞や心筋梗塞、肝硬変のリスクを減少させます。一方、梅酒を作るのに使う焼酎にも血行を良くする効果がありダブルで健康効果がねらえます。

食欲増進・便秘解消にも良い梅酒

梅酒の酸味は、クエン酸、りんご酸、酒石酸、コハク酸によるもの。これらの酸が消化液の分泌を活性化するので食欲がわいてきます。暑くなり食欲がなくなるという人は食前酒として少し梅酒を飲むとよいですね。梅酒に含まれるピクリン酸には胃腸の機能を高めるほかに、便秘解消を進める働きがあります。

梅酒でアロマテラピー

初夏の爽やかなシーズンに似合う梅酒の香り。この香りはベンズアルデヒドという成分によるもので、アロマテラピーに使えます。梅酒の香りは脳からα波を引き出し、リラックス効果があるので、暑い夏の日には梅酒を飲んで、香りを楽しみながらリフレッシュしましょう。


writer:松尾真佐代