Doctors Me(ドクターズミー)- 【医療用ヒル】で、治りにくい傷もキレイに治癒できる!?

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日本にも60種類ほどが生息しているヒル。そのうち人や家畜などの血を吸うのは3種類程度だといわれています。いっぽう、世界中にはなんと500種類のヒルがいるというから驚きです。タレントの中川翔子さんがヒルを飼育しているといった内容のツイートも話題になっていますが、このヒルは無菌状態で飼育された医療用ヒルではないかという説も。じつは、ヒルは治療に使われることもあるというのです。果たして、その実態とは……。

■ ヒルと医療の気になる関係

医学の分野では創傷治癒の難しい傷に対して、ヒルを用いた治療が行われることがあります。ヒルの唾液には血液抗凝固作用のある物質が含まれ、かつ麻酔作用も働くことから、ヒルに噛まれた患部は痛みを感じることなく、うっ血を改善できるのです。

■ 効果は絶大。でもかなりの勇気が……

指先や四肢の切断面、顔面など、整形外科や口腔外科の分野で用いられるのですが、患部に付着したヒルは血を吸うにつれて体がむくむくと盛り上がってきます。そして、吸い終えると患部からぽろっと剥がれ落ちます。そして、再び新しいヒルを患部にあてて吸血させる、というのを繰り返していくうちに、創部のうっ血が改善され治癒していくのですが、患者さんも医療側もなかなか勇気のいる治療法です。

ハリウッド女優のデミ・ムーアは、この医療用ヒルを美容に使っていると、噂されています。血液成分のデトックスを行うことで若返りを得られるというものですが、残念ながら医学的な根拠はありません。

■ 医師からのアドバイス

かつて、日本の民間療法にもヒルにおできの血を吸わせて治療する、という治療法がありました。自然とともに生きていた時代はヒルも身近な存在だったのかもしれません。今では入手すること自体が厳しい時代です。中川翔子さんのようにペットにしたい、という方は、医療用ヒルを探してみては?