心療内科医が伝授!夫・子ども・姑ストレスを回避する9つの方法

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医学博士・心療内科医の姫野友美先生によると、クリニックにくる30代から40代の主婦は、夫へのストレスを抱えている人が多いそう。

手伝わない、話をきかない、部屋をちらかす、言い方が乱暴、コミュニケーションがとれない、愛情がない…など。それらは、女性脳と男性脳の違いを知ることで解決策が見えてきます。それは相手のイライラするような行動の理由がわかるからです。

女性は「脳梁」が男性よりも太いため、細かな部分に意識が向きやすく、ストレスを感じやすい生き物。イライラは、幸せホルモンとも呼ばれる脳内物質・セロトニンを大量に消費してしまうので、うつ病のもとにもなりかねません。

ストレス発散をする前に、ストレスと感じないように自らの思考回路を変えていくことが大事。

まずは、姫野先生が提案する、主婦の3代ストレス原因でもある「夫」「子ども」「姑・実母・ママ友」へのイライラ解消法を実践してみましょう!

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「夫」対策…男女の脳が違うことを理解して!


1.「男だからしょうがない」と許してしまおう

  →男性脳は女性脳に比べて共感性が低く、気持ちを読み取るのが苦手。また「同時進行」が苦手なので、ひとつのことを考え始めるとほかに気が向きません。環境にも適応する力が高いから、部屋が散らかっていようとも気にならない。そんな特徴を知って、「しょうがない」とまず認める。

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2.結論から・具体的に・何度でも伝える

  →男性脳にも届くメッセージの伝え方で大事なのは、「結論から言うこと」「具体的に頼むこと」「最低でも3回は言うこと(怒らず)」。そして最後は、感謝とおだての言葉です。

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3.「狩り」担当者だと割り切る

  →霊長類のオスには「子育てプログラム」がインストールされていないのだそう。彼らは「狩りをする性」なので、家の外での活動に価値を見出すのです。「家でダラダラでも働いて養ってくれればOK」という割り切りが必要かも。

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「子ども」対策…やっぱりかわいいから仕方がない!


4.ママがゴキゲンなら子もゴキゲン

  →人の心は「こだま」のよう。子どもが泣いたりイライラするのは、ママがイライラしているから。言うことをきかないのは、ママが子どもの心に向き合っていないから。ママが笑顔でゴキゲンなら、子どもも扱いやすくなるものです。

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5.「いま大変なのはラッキー」と気持ちを切りかえる

  →心療内科を訪れる思春期の子はたいてい「小さいときは手のかからないいい子」だったと言われます。そんな子が不登校や拒食症で苦しむ姿を見ると「子どもは、必ずどこかで親の手をわずらわせるものなのだ」と実感します。だったら、小さいうちのほうがラク。手をかけるのは今です。

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6.キーワードは「明日でいいや!」

  →子育て期は大変です。勉強しなくても、片づけなくても、遅刻してもしょうがない。明日できることは明日やればいい。今ハッピーであることを大切に。

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「姑・実母・ママ友」対策…女同士だから苦労も多い


7.適度な距離感でいい関係をキープ

  →女同士の関係で大事なことは、自分にとって快適な距離感を保つことです。そのためには、「イヤなところを見ない」「深入りしない」「自分のペースを守る」の3点に注意しましょう。正面切って闘うのではなく、「あれ?」と思ったらスッと引く、そんなテクニックを身につけて。

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8.演技力にみがきをかける

  →ベテラン先輩主婦の姑や実母には「反論しない」「ガマンしない」という2つが大事。ケンカになってもかなうはずはありません。ここで役立つのは演技力。「お料理上手ですね」「いつも若いですね」といい嫁・娘を演じることで、こっちの言い分もとおりやすくなるものです。

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9.ママ友は「一時のおつきあい」

  →ママ友関係は、しょせん子どもの年齢が同じであるというだけのこと。一生の友ができれば幸運ですが、そうではないケースがほとんど。自分にとって心地よい距離をとり、「あの人はあの人、私は私」と同調しすぎないことです。

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姫野友美先生

医学博士。心療内科医。ひめのともみクリニック院長として、多くの主婦やOL、ビジネスマンの診療とカウンセリングを行っている。テレビや講演会などでも女性から絶大な人気。

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写真© Tom Wang - Fotolia.com

※出典:雑誌『Como』(主婦の友社)/「ママのイライラを解消する50の方法」より