ベテラン、イ・チヒがノーボギーのゴルフで今季2勝目に王手!(撮影:福田文平)

写真拡大

<ニチレイレディス 2日目◇20日◇袖ヶ浦カンツリークラブ 新袖コース(6,584ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「ニチレイレディス」は2日目の競技が終了。今季2勝目を狙うイ・チヒ(韓国)がトータル9アンダーで単独首位に。アン・ソンジュ(韓国)が2打差の2位、昨年覇者の申ジエ(韓国)、黄アルム(韓国)、松森彩夏が3打差の3位タイにつけた。

 チヒは2日間ノーボギーと安定したプレーを披露。「やっぱりボギーがないと満足度が違いますね」と会心のプレーに笑みがこぼれた。この大会は11年に優勝しており、「グリーンが小さいコースだから好きです。集中力が高まる感じがする」と相性の良さを感じている。
 3月のPRGRレディスで早々と優勝したが「その後は調子が悪くなって」と苦難の日が続いた。悩んだ末に今月頭のヨネックスレディスで「ラウンドよりも練習場での打ち込みに時間をつかいました。試合に出続けていると、スイングが知らない間に変わっているので」と2時間の打ち込みを敢行。本来の自身のスイングを取り戻した。
 優勝した11年には3,000万円を東日本大震災の被災地へLPGAを通して寄付。また日本でジュニアゴルファー育成のためのチャリティー活動なども行っているチヒ。来日当初は、まだ韓国人のプロは日本にはおらず、「同期のプロや、周囲の人に本当にお世話になった」と流暢な日本語で感謝の言葉を口にしていた。
 「自分のプレーに集中すれば、自然と結果はついてくると思います。明日プレーするのが楽しみです」。アンや申など強豪が追いかけてきているが、周囲は気にせずここまでのようなプレーを続けるのみ。ツアー通算19勝目へ、ベテランは静かに闘志を燃やしていた。
<ゴルフ情報ALBA.Net>