Doctors Me(ドクターズミー)- 削らないで虫歯を治す「ドッグペストセメント」をご存じ?

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画期的! 歯を削らない虫歯の治療法

従来の虫歯治療では、虫歯が広がって柔らかくなった部分(軟化象牙質)を完全に取り切ることが前提でした。しかし虫歯が深い場合、その下にある神経にまで達してしまい、その神経を抜くことになるケースがあります。

そこで、ほとんど歯を削らずにすむ「ドックスベストセメント(Doc's Best Cement)」という治療法が注目をあびています。

ドックスベストセメント治療法とメリット

治療法についてですが、まず神経に近い軟化象牙質を意図的に残し、その部分をドックスベストセメントで覆います。ドックスベストセメントの持続的な殺菌効果で、この軟化象牙質を無菌化し、更には再石灰化を促すというものです。

治療の効果が得られると、神経を抜かないですむ確率が高くなり、結果的に歯の寿命を伸ばすことにもつながります。 他にも以下のようなメリットがあります。

・多くの場合が、麻酔を使わない
・必要以上に歯を削らない
・治療回数が少ない

こんなケースは、残念ながら適応外

ただし、以下のケースではこの治療は適応外となります。

・痛みがすでに出ている深い虫歯
・レントゲンで根尖に炎症像がある歯

また、ドックスベストセメントの治療後、 経過観察を半年から1年ほど続ける中で、 治療した部位の周りから温かいものがしみる、咬むと痛い、何もしなくても痛いような症状が出ると、 残念ながら神経まで細菌感染している可能性が高く、痛みが治まらないこともあります。
どうしても痛みがとれない時には、神経を取る治療が必要になってきます。

まとめ

このドックスベストセメントは、まだ日本では保険内で認められていない治療法です。
興味がある方は、この治療をしている歯科医院で、自分の虫歯がこの治療に適しているのか相談してみてはいかがでしょうか?