日本航空<9205>は10日、05年3月期の連結業績予想で、純利益が従来予想を40億円上回る270億円となる見通しを発表した。退職給付制度を見直して一部の子会社で確定拠出年金を選択できる制度を導入、また新規採用を抑えるなどして費用を圧縮した。前期は886億円の赤字だった。

 売上高は従来予想を70億円下回る前期比9.7%増の2兆1210億円にとどまる見込み。イラクでの日本人殺害やスマトラ沖大津波など不安定な国際情勢が心理的要因となり、イラク戦争やSARS大流行があった前期から立ち直りきれなかった。

 経常利益は従来予想を20億円上回る680億円に上方修正し、前期の719億円の赤字から回復する見通し。【了】