Doctors Me(ドクターズミー)- 今話題の脳梗塞…!『FAST』チェックで危険を回避。

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お年寄りだけの病気じゃない!突然起こる脳梗塞。

以前、磯野貴理子さん(50)が脳梗塞で倒れ、話題となりました。脳梗塞といえば、年配の方の病気のイメージが強いと思いますが他有名人だけでも、

・桜井 和寿さん(30前半で発症)
・麻木久仁子さん(40後半で発症)
・西城 秀樹さん(40後半で発症)

など、30代・40代でも発症している方はいらっしゃいます。普段の生活の中で突然起こる、脳梗塞。そんな突然の事態に備え、脳梗塞の4つの基本をチェックしておきましょう。

Check1:そもそも脳梗塞ってどんな病気?

脳梗塞とは、脳の血管が詰まる病気のことを言います。
血管が詰まってしまうと、詰まった部位から先の血管の血液が流れなくなり、酸素や栄養が不足してしまいます。この不足状態が長く続くと、脳細胞に血液が十分供給されなくなり、脳細胞が壊死します。そして、手足のマヒ、しびれや、しゃべりにくい等、さまざまな障害が起こってきます。

Check2:脳梗塞になる原因は?

脳梗塞が起こりやすくなる原因(または危険因子)は

・高血圧
・高脂血症
・糖尿病
・肥満

…といった生活習慣病があります。また、喫煙も脳梗塞を起こす危険因子として重要です。逆に言えば、これら生活習慣病を治療することや禁煙が、脳梗塞の予防にも繋がります。

Check3:前兆はあるの?

脳梗塞の前兆として知られているのが、一過性脳虚血発作(TIA)という病態です。一過性脳虚血発作は、突然下記のような症状が現れます。脳梗塞の症状を示す「FAST」というキーワードでチェックしましょう。

脳梗塞の【FAST】チェック!
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F:Face(顔の麻痺)
・顔の片側が下がる
・飲み物や食べ物が口角からこぼれるようになる

A:Arm(腕の麻痺)
・片側の腕(もしくは足)に力が入らない
・ものを持つ事が出来ない

S:Speech(言語障害)
・言葉がでなくなる、もしくは言葉がでにくくなる
・ろれつがまわらなくなる
・相手の言うことをよく理解できない
・相手の問いかけに対して、返答に時間がかかる

T:Time(発症時刻)
気付いたらすぐに救急車を呼びましょう!
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上記のような症状は、通常5〜15分間以内に無くなり、長くても24時間以内には治ってしまいます。

一過性脳虚血発作は、症状が短時間で消えてしまうために軽く考えられがちです。しかし、そのまま放置すると、約2割の方は数年以内、早い人では24時間以内に脳梗塞になります。そのため、このような症状が現れた場合は、すぐに医療機関へ受診してください。治療によって脳梗塞になるのを予防することが可能です。

Check4:どうしたら脳梗塞と判断されるの?

脳梗塞の診断は、上記のような症状が24時間以上持続し、かつ頭部CTや頭部MRI検査にて確定診断とします。発症早期の頭部CTだけでは、診断が困難ですので、頭部MRIのある医療機関もしくは脳神経科専門医がいる医療機関への受診をお勧めします。

まとめ

脳梗塞は、早期発見・早期治療により、後遺症なく回復することができる病気です。日頃からこのような前兆がないかどうかチェックすることと、生活習慣の見直しをすることが大切です。

⇒ 「脳梗塞」について

【体験談】当時の主人は、普段から血圧が高く、見事なビール腹で、煙草を吸い、塩辛いものや味の濃いものを好んで食べていました。
脳梗塞は遺伝すると聞いたのですが本当ですか?
脳梗塞の予防策はありますか?