Doctors Me(ドクターズミー)- 湯気を吸うとムセる人は要注意!【あの病気】の可能性も。

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温かい食事で、ムセる・咳き込むのは何故?

これからの季節、温かいものが食べたくなりますよね。
うどんやそば、ラーメン、鍋、肉まん……など、ほかほかの湯気が出る食べ物はたまりません。しかし、そんな美味しい食事から立ちこめる“湯気”を吸い込むとムセたり、咳き込んだりするという方がいます。その理由とは一体、何かを見ていきたいと思います。

ムセる・咳き込む原因

もちろん、もともと気道が敏感な方もいらっしゃるので個人差はありますが、このごろ特に咳きこむようになった、ムセがひどくなったという場合は、何らかの理由によって気道が過敏になっていることが考えられます。

一般的な原因としては喫煙があります。これはタバコを減らす、あるいは止めることで症状が軽減する場合が多いでしょう。

いっぽうで、風邪にかかっている時なども気道が過敏になって、わずかな刺激でもむせたり、咳きこんだりしやすいものです。

それ以外の場合としては、気管支喘息や咳喘息といった病気が隠れていることがあります。この代表的な二つの病気について簡単に解説したいと思います。

喘息の可能性も…

1:気管支喘息
気管支が慢性的に影響を起こす病気です。ゼーゼー、ヒューヒューといった喘鳴や呼吸困難を伴い、発作が起きるとひどい場合には死に至ることもあります。アレルギー体質の方に多く、気管支拡張薬を吸入することで楽になります。家族性があり、ご自身が小児ぜんそくであった方に多い傾向があり、継続的な発作のコントロールが必要になります。

2:咳喘息
8週間以上も慢性の空咳が続くものです。深夜や早朝に咳が悪化しやすく、辛い症状を呈しますが、気管支喘息の様な喘鳴や呼吸困難は見られません。風邪などの感染症やタバコ、気温や湿度の変化が引き金となって発症することがあります。気管支喘息同様、気管支拡張薬で症状が楽になります。

これ以外にもアトピーに関連したものやCOPD等さまざまな病気で気道が過敏になり、ムセや咳が続く場合があります。

まとめ

もちろん、体質によって、特に病気のない方にも湯気でむせる方は多くいらっしゃいますが、気になるようなら一度呼吸器専門医を受診して、診断を受けると安心ですね。