自然が相手のゴルフ観戦に雨具は必須だが、あえて梅雨シーズンにプロトーナメントを観戦する楽しみ方もある。理由は晴れの時には絶対に味わえない特典が多いからだ。スポーツ紙ゴルフ担当記者が語る。

「普段はギャラリーが多すぎて人気プロの組については肝心のプレーがよく見えないということがあるが、雨の日はギャラリーが大きく減るので人気プロの組でも常にショットを間近で見ることができます。

 ホールの移動中に“頑張って”と声をかけると笑顔で応じてくれる選手もいる。選手も雨の日で気が滅入っている時に、熱心なファンがいてくれれば喜ぶ。18ホールついて行くと、ホールアウト後の先着順の記念撮影サービスの機会も得やすく、選手から“(こんな雨の日に)18ホールついてもらってありがとう”といった言葉をかけてもらえることもよくあります。お目当てのプロと顔見知りになるには、雨の日の観戦が狙い目なんです」

 競技面でも雨の日ならではの見どころがある。

「雨の日はランがないので、プロもピンをダイレクトに狙う。視界や足場が不良なのでどうしてもトラブルショットに遭遇したりする。雨の日の攻略法は、ショットの場面しか映さないテレビ観戦ではわからないゴルフの醍醐味です」(同前)

 梅雨の期間中、男子・女子ともに3〜4試合が予定されている。

※週刊ポスト2015年6月26日号