この間生理が終わったばかりなのに、また生理?本来の生理周期とは異なるタイミングで出血しているなら“不正出血”の可能性がありますよね。しかし、タイミングによっては“少し早く生理になっただけ”と判断できる場合も。不正出血は悪性のものだと重篤な症状である可能性もあるため、早めに婦人科を受診する必要があります。

生理と不正出血の違い

個人差がありますが、生理の場合1日目はそれほどでなくても2日目から3日目以降にかけて経血量が多くなるのが特徴的です。一方、不正出血は出血量にあまり差異がなかったり、出血してから4〜5日目に量が多くなることが多いようです。生理周期が整っていれば、時期で判断するのが一番ですが、経血がどのように変化するかを確認するのも一つです。生理周期とは重ならないタイミングで出血した場合、しばらく様子をみて、さらに「出血量」がいつもと違う、と感じる場合は早めに婦人科を受診しましょう。

2種類の不正出血

不正出血した場合、一番問題なのは本人にも原因がよくわらないことです。出血の原因も必ずしも卵巣からとは限らず、膣の内部や子宮頸部からの出血の可能性もあります。そのため症状があらわれた時点で、専門医に診てもらった方が安心なのです。一般的に不正出血の要因には2種類あるとされ、良性の場合、子宮筋腫や子宮内膜ポリープ、子宮頸管ポリープの可能性が高く、悪性のものだと、宮肉腫や子宮体ガン、子宮頸がんが関係しているとされます。また、女性ホルモンのバランスが崩れるだけでも、不正出血になる場合があります。

不正出血になったからといって、すぐにガンなのでは!? と心配し過ぎる必要はありません。しかし、そのまま症状を放置するのは危険。婦人科を受診し、精密検査を受けることによって、なぜ不正出血が起きているのか、その理由を把握しましょう。仮に病気であったとしても、早期発見・早期治療であれば解決できることが多いのです。


writer:山口 恵理香