Doctors Me(ドクターズミー)- 正しく知っておきたい「がん検診」のデメリット4つ。

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早期発見・治療には検診が有効、しかし……

平成24年の全死因中、第1位は“がん”で全体の約3割を占めているという結果に。
ほとんどのがんは、大きくなるほど転移する可能性が高くなり、早期に治療するほど治る確率が高くなります。そんな、早期発見・早期治療のためには、定期的ながん検診が役に立つと考えられます。

いっぽうで、その検査自体が体の負担になるといった見解も。今回は、そんながん検診を受ける前に、知っておきたいリスクについて見ていきたいと思います。

がん検診のデメリット4つ

1:胃内視鏡や大腸内視鏡検査による体への負担
薬の投与による前処置(検査を受ける準備)が必要です。また、0.1%以下と確率は極めて低いですが、検査中に消化管に穴が開いたり出血したりという合併症も起こりえます。

2:CTによる体への負担
体の部位によっては、CTを行うこともありますが、その場合は放射線被曝による負担がかかります。

3:要精密検査となった場合の心理的負担
本当はがんがなかったとしても、精密検査ともなれば「がんがあるかもしれない」という心配を一定期間しなければいけないという心理的負担も無視できないデメリットといえるでしょう。

4:がん検診が重要でないがんもある
早期に発見したからといって死亡率が下がるわけではない場合は、がん検診が一律に行われない場合もあります。
たとえば、前立腺癌に対する血液中のPSAの検査がそうです。前立腺癌は進行が遅く、治療が必要ないケースもあるため、早期にがんが発見されると、体の負担となる過剰な治療をする可能性もあるからです。

定期検診で、発見できるがんもある

上記のようなデメリットがあるものの、定期検診を受ける事で発見しやすくなるがんもあります。

たとえば肺がん。この検診ではレントゲン写真を撮りますが、がんの位置によっては心臓や血管の陰に隠れて見えにくいことがあります。
このような場合、年1回レントゲン検査を受けていれば、前年と比較して違いが分かり、発見しやすくなりますので、定期的に検診をうけることが大切になります。

人によって、メリット、デメリットが違うため、かかりつけ医に良く相談してがん検診をうけることをお勧めします。

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