<全米オープン 事前情報◇17日◇チェンバーズベイGC>
 米国男子メジャー第2戦「全米オープン」。07年の開場からわずか8年でメジャー大会を開催することとなったワシントン州にあるチェンバーズベイGC。日によってパー数が変わるホールや、打ち下ろしから打ち上げに姿を変えるホールなど様々な仕掛けが施されているが、それ以外にもあらゆる面でこれまでの全米オープン開催とは異なっている。

 まず、気になるのがフェアウェイとグリーンの境界線だ。チェンバーズベイはフェアウェイもグリーンも同様のフェスキュー芝を採用しているため、フェアウェイとグリーンの色の違いがない。そのため、境界線を示す直径1センチほどの白い点が1.5メートル間隔でグリーン周りにマークされている。それをつないだ線からがグリーンとされているのだが、そのラインもあいまいだ。
 初めての「全米オープン」出場となる薗田峻輔も「本来グリーンは丸いものだし、マークできるかできないか、(グリーンかフェアウェイか)ギリギリの場所にボールがあった場合はちょっとモメるかも」とルーリングトラブルを懸念した。
 まだある。いくつかのティグラウンドは2°〜3°の微妙な傾斜があってアドレスで選手を惑わせる。本来プロトーナメントを開催するコースのティグラウンドはほぼ水平なのが一般的だが、このコースではティショットから傾斜を考慮したスイングが求められそうだ。
 採掘場の上に作っているため地面は硬く、ボールはまるでコンクリートに落としたように跳ね返ってくる。晴天が続いているためグリーン上は干上がって芝の状態も決して良いとは言えないようだ。それに加えて約30メートルある高低差にリンクスを吹き抜ける風。コンディション次第では例年の全米オープン以上の我慢比べとなるかもしれない。
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