Doctors Me(ドクターズミー)- ロシアの健康法・ニンニクネックレス!その効能は?

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みなさんは「ニンニクネックレス」というものをご存知ですか?
最近CMなどで話題となったこのニンニクネックレスは、ロシアなどで親しまれているものとして知られています。
ちょっと信じがたい方法ですが、果たして本当に効果はあるのでしょうか?
今回はこのニンニクネックレスについて医師に解説していただきました。

■ ニンニクネックレスは風邪予防に効果的!?

ニンニクネックレスはロシアやヨーロッパの北部の一部の地域で古くから風習として伝わるもので、ニンニクを食べるだけではなく、ネックレスのようにニンニクを首からさげることで、風邪などの予防になるといわれているものです。
ネックレスだけでなく、病気の人の枕元にニンニクを置いておくというような慣わしもあるようです。

ニンニクには、交感神経を刺激するとともに、毛細血管を広げる作用があるので血流をよくし、体をあたためるような作用があります。ロシアの厳しい冬の寒さのなかでは、ニンニクはとても大切なものです。
また、ニンニクに含まれる栄養素にアリシンというものがあります。アリシンは、強い抗菌作用や抗カビ作用をもっている化合物です。この抗菌作用から、風邪などの病気の予防になるとされ、ロシアでは重宝されてきました。

■ においだけでも効果がある?

このような力のあるニンニクですが、首から下げておくだけで風邪の予防効果があるか、といわれるとその効果は疑わしいです。
アリシンなどは食べたりして吸収することによって効果があるからです。ただ、ニンニクを切った時に生じるような、ツンとしたにおいの中には、アリシンが含まれていますので、そこからの予防効果や、ニンニクのにおいで風邪の時などの鼻づまりをすっきりさせたりするような効果は期待できるかもしれません。

日本でも、風邪の時にはネギを首にまくといい、というような言い伝えがありますが、ニンニクネックレスと似たような言い伝えともいえます。

【医師からのアドバイス】

ロシアでは、世界大戦時に負傷兵を治療するのに、このニンニクの作用がつかわれた経緯があります。現在の抗生物質のように使われていたのです。
ニンニクネックレスが気になる方は一度、試してみてはいかがでしょうか?