Doctors Me(ドクターズミー)- ヤセている人も要注意!意外と知らない糖尿病のこと

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糖尿病の新常識。体型・年齢に関係ナシ

自分は太っていないから糖尿病にならないと油断している人は多いと思います。しかしながら実際には日本人の「2型糖尿病」は、なんとその半数以上が標準体重以下かヤセ型の方がかかっているのです。糖尿病は太っている人ほど発症しやすいのではありません。

また、糖尿病は中高年の男性に多いというイメージがありますが、若い女性でも予備軍といわれる人が増加しており、妊娠の際などには大きな問題となります。

日本人は太っていなくても糖尿病になりやすい!?

日本人は欧米人に比べて血糖値を下げるホルモンであるインスリンの分泌能力が低いため、太っていなくても糖尿病になりやすいのです。肉中心の食事をする欧米人はインスリンを多く作れる体質になりましたが、穀物中心のアジア人の体はインスリンの分泌が少量です。

しかし、日本人の食生活はほんの50年余りの間に激変しました。インスリンの分泌が少ない体に必要以上に高脂肪・高カロリー食を摂取するようになったことで、少し体重が増えただけでもインスリン不足になり、肥満になる前に糖尿病になってしまうのです。

糖尿病にならないために。ヤセ型の予防策

・早食いをやめ、20分以上かけてゆっくり食べる
・血糖値の急激な上昇を防ぐために食物繊維の多い野菜と一緒に食べる<ようにする
・食後血糖値を調べておく
などが重要です。

また、親族に糖尿病の人がいる人や運動不足の人、甘い清涼飲料水をよく飲む人は糖尿病になりやすいですので特に注意してください。
果物の食べ過ぎは、糖分の摂りすぎにつながるので注意しましょう。喫煙によってもインスリンの分泌力が低下したり、働きが悪くなったりします。タバコは生活習慣病をはじめとする多くの病気の原因にもなりますので、禁煙しましょう。

医師からのアドバイス

糖尿病は、眼や神経、腎臓などの合併症を起こす病気で、失明や足切断などに至る場合もあります。自分は太っていないから大丈夫と思うのではなく、生活習慣を改善しましょう。

(監修:Doctors Me 医師)