ストレス解消に甘〜いスイーツを食べていませんか?一時的に欲求が満たされ満足するかもしれませんが、また翌日も無性に甘いものが食べたくなる、食べたあと数時間後にはまた倦怠感や疲労感を感じる……。そんなことが続いていたら、スイーツとの付き合い方を見直した方が良いかもしれません。

食事の後で眠くなるのはなぜ?

食事を摂ると食べたものを消化するために血液が胃に集まります。そのため手や足など体の末端の血液は不足気味に。体の末端の血液が減少すると体はお休みモードに入るので、食事をすると誰でも少しは眠くなるものです。しかし空腹時に急激に甘いものを食べると、血糖値は急上昇。上がり過ぎた血糖値を下げようとする働きが体の中で起こります。そのため猛烈に眠くなるのです。せっかくリフレッシュのために甘いものを食べたのに、なんだか眠くなってやる気が起きない……。これでは逆効果ですよね?空腹時に甘いものを食べるのであれば、少しだけにするか、あるいは急激な血糖値の上昇を抑える効果のあるような食物繊維等が含まれる食品と一緒に食べることがポイントです。

イライラ解消のスイーツが低血糖の原因だった?

甘いものを食べたくなるというのは、もちろん体内の血糖値が下がっているサインと考えられます。つまり低血糖状態です。通常ご飯や麺類などの炭水化物を普通に食べていれば、糖は不足することはありません。炭水化物を摂取した後はインスリンが分泌され、血糖値は穏やかに下がっていきます。でも、食事以外などで必要以上に糖分を摂りすぎると、血糖値が急激に上がり、それを下げるために必要以上にインスリンをドバっと分泌する習慣ができ上がり、血糖値も必要以上に下がりすぎることになってしまいます。結果低血糖になりやすくなり、また甘いものが食べたくなるという悪循環が生じるのです。

スイーツを食べると逆にイライラしちゃうことはない?

糖分のかたまりのスイーツを食べれば、一時的に血糖値が上がって気分は落ち着きます。でも、その後、急激に血糖値が低下すると、脳は血糖値を上げようとしてアドレナリンを分泌するのです。アドレナリンはヤル気を出すホルモンですが、急にイライラしたり怒りっぽくなるという副作用ももたらします。そのため、せっかくスイーツを食べても、逆にイライラが募ってしまったという結果になってしまうのです。

糖分の摂取は控えめに、食事は食べる順番に気を付けて!

ちょっとイライラしやすくなっていると思ったら、思い切って糖分を減らしてみましょう。スイーツはもちろん、ご飯などの分量もちょっと減らしてみて。食事は野菜をまず食べるようにすると、食物繊維の力で血糖値の急激な上昇を抑えることができます。豆類も血糖値の急激な上昇を抑える食品ですよ。


writer:岩田かほり