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ディズニーランド・パークのエントランスから、夢の国の境と言われるトンネルを抜けると、左側に消防署があり、その2階の窓に、24時間灯っているランプが見える。建設中からウォルト・ディズニーが寝とまりした場所だ。ウォルトは、滞在中、窓から、パークをよく眺めていたそうだ。きっと、キャストも入園退園の際に窓に目をやり、ウォルトの滞在を確かめていたに違いない。

(写真上)ミントジュレップは、ウォルトが愛した飲み物。ディズニーランド・パークのミントジュレップ・バーで味わうことができる。その他にも、パーク内には、ウォルトに縁のアイテムがたくさん見つけられる。photo:Ishiko

そんな経緯から今もウォルトが、ゲストを見守っているという思いを込めて灯されている。その住居(非公開)のキッチンに、ホットサンド機が置かれていた。ウォルトは、チーズを挟んだホットサンド(ディズニーランド・パークの「ジョリー・ホリデー・ベーカリー・カフェ」で食べることができる)が好物だったそうだ。日々、これを食べながら、ディズニーランド・パークの構想を練っていたのだろう。

(写真左)こういった光景を目にするだけで顔がゆるむ。photo:Ishiko

さまざまな壁や苦難を乗り越えてきたウォルトのポジティブな考え方と粘り強さ、そして、ディズニーランド・パークのメインストリートの2階の窓に刻まれている仲間たちの協力により、世界のディズニーパークは生まれ、育ち、哲学を生んだ。

ディズニーランド・パークの乗り物は、どんな絶叫系の乗り物でも、最後は、ふわっと上がって終わる。人生はいい時もあればそうでない時もある。でも、人生を終えるときは、いい人生だったなぁと思えるような生き方を願うウォルトの想いがそこに詰まっているのだという。
(写真左)ウォルトが愛したチーズを挟んだホットサンド。トマトスープにつけると、さらに美味! (右下)ディズニーのパレードは何回、観ても飽きないのはなぜなんだろう。photo:Ishiko

ショップのレジ、園内を走る電車の車掌、演奏しているミュージシャンなど、園内で、高齢者たちが楽しそうに働いている光景に触れると、そんな話を思い出す。年月を経て熟成された微笑みをもらうと、魔法をかけられたように幸せな気分になれるんだよね。(text:Ishiko




ウォルト・ディズニーのすごさは、クリエイティブなイマジネーションをまるごとディズニーランド・パークとして、発明してしまったところにある。1955年に開園したディズニランド・パークは、当時の世界最先端のテクノロジーを駆使して創造された。
1959年に登場したマッターホーン・ボブスレーは、世界で初めてチューブ状の鉄製コースターで、現在のローラーコースターのデザインの基準になった。また西半球で初めて毎日運航するモノレールを作ったのもここだ。ジャングルクルーズを囲んでいる景観は、1955年にアトラクションがオープンして以来、独自のエコシステムへと進化し、木々たちは林冠を作りだし、南カリフォルニアには生息していなかった生物や植物が今も成長中だ。またディズニーランド・リゾートのキャストメンバー(働く人々)は1日31トン以上ものリサイクルに貢献しているなど、ディズニーランド・リゾートは常に時代と共に変化し続けている。

たとえ大人になっても、人々の心の中に ”ディズニーランド” と名付けられたおもちゃ箱のためのスペースがあって、大切な思い出とともに、夢や希望、勇気とか、そんな生涯にわたって抱き続けていたい宝物がしまわれているに違いない。その箱がまた、たまに覗き込んでみては、ほっこりした気分を味わってみるのにちょうどいいのだ。

カリフォルニア ディズニーランド・リゾート

ロサンゼルス空港から直行バスで約45分。

各ディズニー直営のリゾートへはディズニーランドエクスプレスが運行。日本語でチェックインのアシストをする送迎サービスやブルーのミニバン(英語ドライバー)で予約できる各種サービス有り。

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取材協力・写真提供=ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル(www.disneyland.jp
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