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ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークでサスペンダー姿のミッキーマウスに出会うと、その時代を過ごしたことがないはずなのに懐かしい気分にさせてくれる。1920年代から30年代のロサンゼルスの街を再現したブエナビスタ・ストリート。当時のアメリカは、ファッションの節目の時期で、ブリティッシュテイストのスーツなど紳士服の基本が確立し、女性はひざ上のドレスが出始めたと言われる時代である。世界初の長編アニメーション「白雪姫」が初上映された劇場を元に造られた建物(カーセイ・サークル・シアター)の前では、オープンカーに乗ったJAZZバンドが現れ、演奏を始めた。ボーカルの女性が持つマイクやバンドのメンバーの衣装からも当時の華やかだったロサンゼルスの時代を想像させてくれる。

「本当に問題なのは、大人がみんな、自分が子供だったことを忘れてしまうことです」

ウォルト・ディズニーの言葉を思い出させるかのように、子供の頃の記憶と混ざり合い、吸い込まれていく心地よさがあるのもディズニーの世界の楽しさである。貝殻型ライドに乗り、ゆっくり回転しながらリトルマーメイドの世界の中へ進んでいった時のこと。アリエルなど登場人物が踊り、歌声が響きわたる。隣のライドに乗っていた若い女性二人組が大声で歌い始めた。並んでいた時の彼女たちの雰囲気からは想像できない。カラオケとも違い、コンサートで叫ぶのとも違う。子供の頃から自宅でディズニー映画を何度も楽しみ、身体にしみ込んでいる記憶とディズニーランドのアトラクションの世界に身を委ねた自然現象のように感じられた。 (text Ishiko

(写真右)人気アトラクション「タワー・オブ・テラー」。絶叫系好き女子たちの一番人気。photo:Ishiko




ダイヤモンド・セレブレーションを機に新登場した夜のエンターテイメントショーは、これまでのディズニーのクリエイティブなイマジネーションを集結し、さらに進化してバージョンアップ!!

絶対見逃せない!3大エンターテイメントショー

「ワールド・オブ・カラー:セレブレート!」

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー・パークでは、「ワールド・オブ・カラー」が新バージョン「ワールド・オブ・カラー:セレブレート!ワンダフル・ワールド・オブ・ウォルト・ディズニー」として、全く新しいストーリーで新登場。アメリカンフットボール場より大きい水中のプラットフォームの上に、感動のアニメーションやライブアクションが繰り広げられる。何十年にもわたり、受け継がれているディズニーアニメーションを披露しながら、ウォルト・ディズニーのイマジネーションの旅へとゲストをいざなってくれる。光る帽子をかぶると噴水の動きと帽子がシンクロして、ゲストもアートの一部に!

「ペイント・ザ・ナイト・パレード」&「ディズニーランド・フォーエバー」

ディズニーランド・パークでは、夜になると「ペイント・ザ・ナイト・パレード」と花火「ディズニーランド・フォーエバー」がスタート。煌びやかで豪華なエンターテイメントショーは、一日の終わりに、さらなるロマンと夢をふりまくマジックアワー。「ペイント・ザ・ナイト・パレード」は、『モンスターズ・インク』、『美女と野獣』、『トイ・ストーリー』、『アナと雪の女王』など愛され続けるディズニーストーリーのキャラクター達が、150万個以上のLEDライトを使用したフロートとともに登場する。「ディズニーランド・フォーエバー」では、パークのあらゆる場所にプロジェクションマッピングが映し出され、どこから観るかを選ぶのも楽しい!!

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カリフォルニア ディズニーランド・リゾート

ロサンゼルス空港から直行バスで約45分。

各ディズニー直営のリゾートへはディズニーランドエクスプレスが運行。日本語でチェックインのアシストをする送迎サービスやブルーのミニバン(英語ドライバー)で予約できる各種サービス有り。

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取材協力・写真提供=ディズニー・ディスティネーション・インターナショナル(www.disneyland.jp
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