ダイエットする人におすすめの注目食品「あわ」が話題です! あわはイネ科の植物で雑穀の一種。縄文時代から栽培されており「ひえ」とともに日本で一番古い穀物です。米、麦、豆、きびと並び五穀に数えられますが、その中でも味が薄いことから「淡(あわ)」と名付けられたという説があります。低カロリーでビタミンやミネラル、食物繊維も豊富。あわの栄養とダイエット効果について説明します。

あわの栄養素と健康がすごい!

あわは、ビタミンB1、ビタミンE、ナイアシンなどビタミン剤と比べてもひけをとらない良質なビタミンを含みます。たんぱく質、鉄・カリウム・カルシウムなどのミネラル、食物繊維も豊富。白米と比べて見ると、あわのほうが食物繊維7倍、鉄分6倍、マグネシウム5倍カルシウム3倍、カリウム3倍、と栄養価に優れていることが分かります。鉄分は赤血球のヘモグロビンの構成要素。ヘモグロビンは全身に酸素を送る働きを持つので、あわを食べると貧血予防になります。そのため閉経前や妊娠中の女性がぜひ摂りたい食品です。あわのたんぱく質は、善玉コレステロールを増やして血管に付着する悪玉コレステロールを肝臓へ運ぶため高血圧や動脈硬化などを予防し、心筋梗塞や脳梗塞になるリスクを軽減します。つまり生活習慣病予防にももってこいの食材なのです。

なぜダイエットに効果があるの?

食物繊維は体内では水分を吸収して膨らみ、体内の老廃物に吸着して体外に排出する働きを持ちます。また、腸の蠕動(ぜんどう)運動を促進するので、便秘が解消されます。カロリーは白米とあまり変わりませんが、白米よりも硬いので、何度も噛むことで満腹中枢が満たされて食べ過ぎを防ぐのでダイエットに効果があるのです。

あわの美味しい食べかた

あわを研いだ後に、一晩水に浸してアクを取り1.6倍の水と塩を加えて炊き、10〜20分蒸らします。あわだけでは食べにくいと言う場合は、白米に1割位混ぜて炊きます。炊くと粘りが出る性質を利用して、ピザやグラタンなどにチーズの代わりに使うと食感が楽しめます。味にくせがないので天ぷらの衣や、焼き菓子、コロッケや煮物に加える、定番の「あわぜんざい」にするのもよいでしょう。


writer:松尾真佐代