CBS MarketWatchによると、9日の米株式市場は、原油が一時、1バレル=55.65ドルを付けて過去最高を更新し、インフレ懸念が広がったことから、ダウ平均株価指数は前日比107ドル(1%)安の1万0805.62ドルと大幅に続落して引けた。半導体のザイリンクスの強気な業績見通しからハイテク株が買われたものの、ハイテク株のウェートが高いナスダック総合株価指数は12.26ポイント(0.6%)安の2061.29、S&P500株価指数は12.42ポイント(1%)安の1207.01だった。

  個別銘柄の動きでは、ザイリンクスが、第4四半期の売上高見通しが前期比5−8%増になると発表、1月下旬の前回予想である1−5%を大幅に上回ったことから、株価は一時32.30ドルまで上昇したが、結局、前日比0.60%安の31.27ドルで引けた。また、マクドナルドは、欧州での業績不振から、クレディ・スイス・ファースト・ボストンが同社の投資判断を引き下げたのが嫌気され、同2.8%安の32.53ドルで引けた。

  また、オラクルは、コンピューターソフト大手のリテックに対し、5億ドル(約525億円)の買収提案を発表したことから、リテックの株価は同23.75%高の10.63ドルで引けた。リテックはすでに独ITサービス大手のSAPとの買収契約に合意しているが、オラクルは、より高額な買収金額を提示して、対抗している。オラクルは同1.98%安の13.35ドルで引けた。 【了】