なでしこ、3連勝首位通過も一様に表情固く…「課題が残った」

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[6.16 女子W杯GL第3節 日本女子1-0エクアドル女子]

 日本女子代表(なでしこジャパン)が3連勝でグループリーグ1位通過を決めた。「出来はもう一つというところはありますけど、しっかり勝ち点3を積み上げた中で、選手たちは良くやってくれた」。試合後、佐々木則夫監督の見せた固い表情が、なでしこの現状を物語っていた。 

 第3戦の相手エクアドルは、これまで2試合で16失点を喫するなど、苦しい戦いを強いられていた。日本も勢いづく戦いを見せて決勝トーナメントの戦いに向かいたいところだった。

 しかし、前半5分にエースFW大儀見優季のゴールで先制したなでしこだが、追加点がなかなか奪えない。初戦、2戦目と違い相手にチャンスを与えることはほぼなかったが、結局最後まで得点を重ねることはできなかった。

 待望の今大会初ゴールを奪った大儀見にも笑顔はない。「奪えたことよりも、どうやって奪ったかが大切だと思っている。その点ではまだまだ納得できない。(チームとしても)なかなかスイッチが入らない状況が続いた。そういった回数を増やしていなかいと」と表情を引き締めた。

 90分フル出場を果たしたMF澤穂希も「もっと得点が欲しかった。ブロックを敷いた相手に得点できなかったことは残念」と素直な気持ちを話すも、「目標だった1位通過を達成できたのはよかった。相手がどこであろうと、決勝トーナメントに向けてしっかり準備したい」と切り替えを強調した。


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