ビタミンDと言われてもピンとこないという方も多いかもしれません。骨や歯を強くするというイメージが大きいですが、実はビタミンDはホルモンにも匹敵するほどの重要な役割を担っていることが分かってきました。ここでは、ビタミンDの働きと不足した場合どんな危険があるかご紹介しましょう。

ビタミンDには骨を強くする効能が! 不足するとどうなるの?

ビタミンDにはカルシウムの吸収を促進する働きがあります。つまりビタミンDが不足していると、頑張ってカルシウムを摂取しても吸収されずそのまま排出されてしまうことに。骨粗しょう症の原因になるだけでなく、骨が弱って変形する骨軟化症を引き起こすこともあります。

風邪やインフルエンザにかかりやすくなる!

ビタミンDには免疫力を高める働きがあります。つまり、ビタミンDの不足によって風邪やインフルエンザにかかりやすいといった症状が出てしまうのです。免疫力が低下するということは、風邪以外の病気にもかかりやすくなるということ。最近では、ビタミンDの不足が、大腸がんや乳がんなどの発症にも関連があることが分かってきています。

ビタミンDの不足はダイエット効果にも影響を与える!

ビタミンDには代謝を正常化する働きがあります。そのため、ビタミンDが不足した状態でダイエットをしてもなかなか効果が出ないという状態に。最近の研究では、ビタミンDが筋肉を強くすることも分かってきました。ダイエットもスポーツも、結果を出すにはビタミンDの摂取が効果的なのです。

ビタミンDを摂取するには2つの方法がある

ビタミンDは食品から摂取することができます。ビタミンDが多く含まれている食品は、干しシイタケやキクラゲなどのキノコ類やイワシや鮭、しらすなどの魚類です。野菜や穀物にはほとんど含まれていないのも特徴です。最近、魚をあまり食べていないという方は要注意。できるだけ魚をたくさん食べるようにしましょう。もう一つは太陽の光を浴びること。太陽光を浴びることでビタミンDは体内で合成されます。1日20分程度の日光浴が効果的。真っ黒に日焼けするほどの日光浴はビタミンDの合成能力を低下させるので注意してください。もちろん過度な日焼けにも注意。でも適度に日差しを浴びることは必要なことなのです。


writer:岩田かほり