なでしこ3連勝で首位通過も、格下相手の1点差勝利で決勝Tに不安残す

写真拡大

 FIFA女子ワールドカップ・カナダ2015のグループステージ第3節が16日に行なわれ、グループCではなでしこジャパンとエクアドル女子代表が対戦した。

 なでしこジャパンは初戦のスイス代表戦、第2戦のカメルーン女子代表戦といずれも1点差での勝利を収め、決勝トーナメント進出を決めた。グループ1位通過を目指すこの試合ではGKに福元美穂、DFラインにDF北原佳奈とDF川村優理、中盤の底にMF田中明日菜を起用。カメルーン戦からは7人を入れ替えて臨んだ。

 立ち上がりからボールを支配するなでしこ。5分、左サイドの宮間あやがクロスを上げると、ニアサイドの菅澤優衣香が触り、流れたボールを大儀見優季が左足で押し込み先制点を奪った。

 続く17分、右サイドの有吉佐織がドリブルでペナルティエリア内右に進入。マイナスのクロスを送り、宮間がここに飛び込んだが、ヘディングシュートはGKシャーリー・ベルスが触りクロスバーに跳ね返された。

 なでしこはその後も高いボールポゼッション率を誇り、エクアドルのゴールに迫る。30分、ペナルティエリア左でFKを獲得すると、宮間が供給したクロスボールを澤穂希が頭で合わせたが、枠を捉えることは出来なかった。このまま追加点を挙げることなく前半を折り返した。

 なでしこはハーフタイムに北原を下げ、上尾野辺めぐみを投入。上尾野辺が左サイドに、田中がDFラインに入り、澤と宮間で中盤のコンビを組むこととなった。59分、なでしこは左CKを獲得。ショートコーナーから宮間がクロスを上げると、ファーサイドの田中がヘディングシュートを放ったが、ここはベルスにキャッチされてしまった。

 ここまで大きなチャンスがなかったエクアドル。64分、左サイドでボールを持ったモニカ・キンテロスがドリブル突破からマイナスの折り返し。中央のケリー・レアルが飛び込んだが上手く合わなかった。

 流れを変えたいなでしこは、75分に大野忍を下げて永里亜紗乃を投入。大儀見と永里は姉妹でW杯出場を果たした。直後の79分、浮き球のパスを受けた菅澤がオーバーヘッドでシュートを狙ったが、GKベルスが触ったボールはまたしてもクロスバーに弾かれた。80分、なでしこは菅澤を下げて岩渕真奈をピッチに送り込む。

 なでしこは終始エクアドルを押し込んだが追加点を奪うことは出来ず、1−0の勝利で終わった。グループステージを3連勝で終えたなでしこはC組1位通過が決定している。

 なでしこは、23日に決勝トーナメント1回戦を戦う。

【スコア】
なでしこジャパン 1−0 エクアドル女子代表

【得点者】
1−0 5分 大儀見優季(なでしこジャパン)