Doctors Me(ドクターズミー)- 口臭が気になる方必見!胃の不調と口臭の関係とは!?

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口の中をキレイにしても口臭がする人は要注意!

口臭というと、口の中に問題があるのでは?と思うことが多いですよね。実際、口臭の90%は口の中に原因があるともいわれています。

しかし、口の中の原因以外で、胃の調子がよくないとき、口臭がきつくなることがあります。
これは、胃の中の臭いが直接口から出てきているわけではありません。胃と食道の間には、噴門(ふんもん)と呼ばれるフタがあり、胃液の逆流を防ぐため、食べ物が通るとき以外は閉まっています。

そのため、胃の中の空気が直接口から出てくるこは、ゲップ以外にありません。

口臭の原因は胃の不調のサインの場合も!

胃の不調が起こると、以下のような順番で口臭が発生するのです。

【1】胃の病気や不調により消化する能力が低下
 ↓
【2】消化不良により、胃、腸で食べ物が溜まる
 ↓
【3】しっかり消化できていない食べ物は、腸で腐敗
 ↓
【4】臭いの成分が発生
 ↓
【5】血液に吸収され、肺へ。口臭が発生

胃の調子だけでなく、腸の調子が悪くても、口臭の発生源になります。

口臭がきつくなる病気とは?

では、どのような胃の病気の場合に、口臭がきつくなるのでしょうか?

1. 胃炎、胃潰瘍

消化不良で胃の中に溜まった食べ物が発酵し、臭いの物質が発生します。
口臭は卵の腐ったような臭いが特徴です。

2. 十二指腸潰瘍

十二指腸潰瘍も消化不良を起こしやすく、胃の中で発生した臭い物質が血液中に吸収され、全身を巡って肺に達したときに、息に混ざって腐卵臭が出るケースがあります。

3. 胃がん

血液中に取り込まれた臭い成分が、肺の空気交換によって口臭を発生させることがあります。
人によって臭いに違いがあり、腐卵臭やきつい花の臭いがするという人もいます。

4. 逆流性食道炎

胃酸の逆流により、喉の奥や口の中まで上がってくるすっぱい液体は刺激臭でもあり、息と一緒にその臭いが出てしまうことがあります。

口臭+食前、食後にみぞおちの痛みがあったらすぐに内科へ!

胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍は、いずれもピロリ菌の感染が原因で起こっている可能性があります。
簡単な検査で診断ができますし、除菌もできるので内科で相談しましょう。
健診では、会社によってはオプションで申し込めることもあるので、次回気をつけてみてください。

症状としては、

<胃炎、胃潰瘍>
食後にみぞおち部分が痛むことが特徴的
<十二指腸潰瘍>
食前にみぞおち部分が痛んで、食事を取ることで痛みが改善する

などが症状の特徴です。
ピロリ菌をほおっておくと、ガンの発生につながることもありますので、除菌をお勧めします。

胃に優しい生活&食生活を!

一般的には、胃の調子が悪いときには、以下のことに気をつけましょう。

・ストレスを溜めすぎない
・暴飲暴食を避ける
・栄養のバランスのよい食事を取る
・アルコールを控える

口臭がきついという場合、原因の多くは口の中なので、まずは歯医者さんに相談しましょう。もし、歯医者さんの指示に従っても治らない、そして、胃の調子が悪いということがあれば、内科に相談しましょう。