展開は想定内も…柴崎「1点が遠かった」

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[6.16 W杯アジア2次予選 日本0-0シンガポール 埼玉]

 イラク戦で絶大なる存在感を示したMF柴崎岳(鹿島)だったが、ロシアW杯アジア2次予選初戦シンガポール戦では得点を演出できないまま、後半26分にピッチを後にすることとなった。

 柴崎にとって、初のW杯予選となった。しかし、「W杯予選の雰囲気もあるし、初戦ということで独特な緊張感もありましたが、そんなにやりにくさという部分はなかったです」と語ったように、中盤の底からパスを散らして攻撃を組み立てた。的確なポジショニングでボールを呼び込むと、鋭い縦パスを打ち込んで攻撃をスピードアップさせる。しかし、ゴール前を固めるシンガポール守備を崩し切れない。

「こういう展開になるだろうと思っていましたし、時間が経てば経つほど、難しい部分も出てくるかなと試合前から想定にありました。1点取れれば展開も変わると思っていましたが、その1点が遠かったです」

 後半26分にFW原口元気(ヘルタ・ベルリン)との交代を余儀なくされたが、その後も日本はスコアは動かせず、0-0のまま試合は終了を迎えた。「ポジティブに捉えられる部分もありますが、大半はそうではありません」と悔しさを滲ませつつも、「ただ、アウェーで勝つこともできますし、そういう可能性をしっかりと見据えていきたい」と力強く語った。

(取材・文 折戸岳彦)


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