格下に痛恨ドロー…ハリル「私のサッカー人生でこんな状況はない」

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 ロシア・ワールドカップ アジア2次予選の初戦を迎えた日本代表は16日、シンガポール代表と対戦し、0−0で引き分けた。

 ヴァイッド・ハリルホジッチ監督は「私のサッカー人生でこのようなシチュエーションに陥ったことはないので説明するのが難しい。本当にたくさんのチャンスを作り続けて、選手は全部を出してくれたが、得点が足りなかった。得点が入れば違う状況になった」と試合を振り返った。

 日本は20本を超えるシュートを放ちながらも、まさかのスコアレスドロー。終盤は引いた相手を崩すことができなかった。指揮官は「少しつらい状況だが、全然下を向く必要はない。アウェーでは絶対に勝つ」と力強く語った。

 課題については「慌てたことと、少し運がなかった」と話し、「相手のGKも誉め称えなければならない。あれほどシュートを止めるGKは見たことがない」と述べている。