警視庁Twitterアカウントの突然の変化にネット民心配の声「まるでBOT」「甲さんどこいった」

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 警視庁犯罪抑止対策本部の公式Twitterが、6月12日(金)の夕方から「まるでBOTのようになっている」として、フォロワーの間から心配の声が上がっている。

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警視庁犯罪抑止対策本部の公式Twitter

 警視庁犯罪抑止対策本部のTwitterアカウント(@MPD_yokushi)はフォロワー数11万人という数字にもあらわれるほど、人気を集めるアカウントだ。オレオレ詐欺をはじめとし、詐欺情報の周知につとめている。

 運営しているのは通称「甲さん」といわれる人物。
他警察アカウントが一方的情報発信が多いのに対し、甲さんの場合には一般アカウントと積極的に交流するなど、「中の人の人間性を見せる」方針で、それこそネット上の「街のお巡りさん」的存在として、親しみをもってみられている。

 そうした一般ユーザーとの交流もあり、警視庁犯罪抑止対策本部の投稿をきっかけに、各詐欺情報に触れる機会が増え、さらには関心を持つ人は少なからず増えており、SNSを利用した広報活動という意味では、成功している例の一つかと思われる。

 そんな状況下において冒頭述べたとおり、12日(金)の夕方から、甲さんの投稿がパッタリ途絶えフォロワーを心配させている。

 普段同アカウントでは機械的に投稿する「詐欺情報のお知らせ」とは別に、甲さんが投稿するものについては必ず末尾に「(甲)」という署名が入れられている。

 朝の活動開始には「警視庁から各アカウント。 おはようございます。 ただ今から本日のツイカツを開始します。 本日もよろしくお願いします。 以上、警視庁。」という挨拶が入り、定時になると「定時ほー」という一言の後に「警視庁から各アカウント。 以上で本日のツイカツ!を終了します。 本日もありがとうございました。 なお、各アカウントにあっては、引き続き犯罪被害防止には、特段の留意をされたい。 以上、警視庁。」と投稿するのが習慣になっていた。

 ところが同日15時に投稿した、その日のおやつの紹介を最後に「定時ほー」もないまま「(甲)」署名の更新が途絶え、さらに15日(月)には、アカウント画面のトップイラスト(テワタサナイーヌというキャラクターがデザインされていた)が消え、アイコン画像(犯罪抑止対策本部ロゴの横にてるてる坊主が添えられた季節的なもの)も元のシンプルなものに差し替えられている。

 無告知のまま行われる一連の静かな動きに気づく人は多く、「まるでBOTのようになっている」「甲さんどうしたんだろう?」「甲さん、移動になったんですか?」「甲さま、早く戻ってこないかなぁ」といった声がネット上に散見している。

 これについて調べてみたところ、報道用語で言う“情報通”な人から「甲さんが中の人(=Twitter担当者)をやめた」「ツイ禁(=Twitterの利用禁止)になった」という噂を聞くことができた。
「あくまで噂」のため一応この情報について、事実確認を求めて警視庁に問い合わせてみたが、残念な事に回答を得る事はできていない。

 事実でもデマでも警察内の人事に関わることのため、おいそれと外部に情報を出すわけにはいかないのかもしれないが、ただ相手はバーチャル上のつきあいでも「ネット上で広く知られた人物」。一般人の我々にとっては「警視庁を代表する一人」という認識すらある。
それぐらいの有名人、担当を外れるにしても、現在進められている運営方針の転換にしても、11万人ものフォロワーを前に一言説明する義務はあるように思われるのだが。