Doctors Me(ドクターズミー)- 我慢は絶対にNG!育児中の腱鞘炎は即効ケアを!

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■ 産後は腱鞘炎になりやすい!

育児中のママ達のお悩みのひとつとして「手首が痛い!」という悲鳴をよく耳にします。 赤ちゃんを抱っこし過ぎて、1ヶ月健診の時に赤く腫れている人もいるほど。この腫れの原因が腱鞘炎(けんしょうえん)です。
しかも育児に休みはないので安静にすることもできず、腱鞘炎の症状がどんどん悪化してしまうようです。

そんなママのつらい腱鞘炎について、医師にアドバイスをもらってきました!

■ そもそも腱鞘炎って何?

腱鞘炎とは、筋肉と骨をつないで関節を曲げる働きをする腱と、その腱を覆っている腱鞘の両方に炎症が起こることを言います。 育児中のお母さんにに多いのが、ドゥケルバン腱鞘炎で、親指から手首にかけて痛みが出るのが特徴です。
親指を反対の手でしっかり握り、小指側に引っ張ってみます。痛みがあるようならば、ドゥケルバン腱鞘炎の可能性が高いでしょう。

腱鞘炎の原因の1つとして、赤ちゃんの首が座っていないため、抱っこするときに手首に力が入りやすいことが挙げられます。 特に初産のお母さんは、赤ちゃんの抱っこに慣れていないため手首に余計な力が入りがちです。

■ 腱鞘炎は産後のホルモンも影響していた!

腱鞘炎のもうひとの原因は女性ホルモンのひとつであるプロゲステロンの影響です。

プロゲステロンには産後、出産のためにゆるんだ子宮や骨盤を元に戻す効果があります。 骨盤や骨を元の位置に戻すために腱鞘を収縮させますが、プロゲステロンは全身に影響するため、出産と関りない部分でも腱鞘が狭くなり、腱と摩擦を起こし腱鞘炎を起こしやすくなります。

これは出産後も数ヶ月間続く事があります。 生まれたばかりで首の座らない赤ちゃんの世話をする時期と重なり、腱鞘炎が起こりやすくなってしまうのです。

■ 腱鞘炎になってしまったらどうすればいいの?

1. 抱っこ紐などを利用
外出はベビーカーを使ったり、おうちでも長時間の抱っこは抱っこ紐やスリングを使用して手の負担を減らしましょう。
気分を変えておんぶもいいですね。

2. 授乳クッションを利用
授乳の際は、前腕全体で赤ちゃんの頭を支えましょう。
添い乳や授乳クッションを使うと、赤ちゃんを持ち上げる必要がなくママへの負担が軽減します。

3. 手首サポーターを使う
腱鞘炎を軽減するために手首サポーターを利用しましょう。
整形外科などに受診した際にもらえるほか、ドラッグストアなどでも購入できます。

■ 医師からのアドバイス

我慢しても腱鞘炎の痛みは楽になりません。 腱鞘炎を起こしてしまったら無理はせず、家族にSOSを出す事も大切です。
可能ならば家事を変わってもらったり、赤ちゃんの抱っこをしてもらったりしてください。上記のグッズなども活用をして、 日頃から負担を減らすことも重要ですね。