<資料>
 今年に入ってから、日米相対株価と欧米相対株価は4月にかけて似たような展開が続いた。ECBの歴史的金融緩和を受けた欧州株主導の株高のなかで、日本株も割高拡大となってきたわけだ。

 ところが、4月前半で欧州株高が一巡すると、欧米相対株価と日米相対株価の動きは大きく乖離が始まった。欧州の割高修正と向かう中で、日本株は一段の割高拡大に向かうところとなったわけだ。ではなぜ、ECB金融緩和を受けた欧州株高が一巡した後も、日本株は割高拡大が続いたのか。

 欧米相対株価から乖離拡大が目立った4月後半からの日米相対株価をうまく説明できるのは上海総合指数だ<資料参照>。

⇒【資料】はコチラ http://hbol.jp/?attachment_id=45860

 その意味では、欧州株高一巡後も日本株高が続いたのは中国株高の影響が大きいということになる。「日本株は中国株次第」ということだ。

 その中国株、上海総合指数は今年に入りまだ5か月余りで5割もの大幅高となった。ではそんな異例の中国株大幅高はまだ続くのか。そして日本株はそんな中国株次第といった構図になっているわけだ。(了)

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【吉田 恒氏】
1985年、立教大学文学部卒業後、投資情報会社の代表取締役社長などを経て、2011年7月から、米国を本拠とするグローバル投資のリサーチャーズ・チーム、「マーケットエディターズ」の日本代表に就任。国際金融アナリストとして、執筆・講演などを精力的に行っている。また「M2JFXアカデミア」の学長も務めている。
2000年ITバブル崩壊、2002年の円急落、2007年円安バブル崩壊など大相場予測をことごとく的中させ話題に。「わかりやすい、役立つ」として、高い顧客支持を有する。
著書に『FX7つの成功法則』(ダイヤモンド社)など

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