「ジュラシック・ワールド」が破壊的な記録、史上初の週末5億ドル発進。

写真拡大

スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮を務め、「ジュラシック・パーク」の迫力を遥かに超える壮大なスケールで、新たな世界を作り上げたシリーズ最新作「ジュラシック・ワールド」。米国などでは、6月12日(金)に満を持して公開初日を迎えたが、オープニング週末3日間の興行成績が、全世界合計で5億1,180万ドルという破壊的な数字を打ち立て、「ハリー・ポッターと死の秘宝PART2」(2011)を抜き、堂々の第1位を記録した。

世界オープニング週末成績の5億ドル突破は、これまでの映画史上初めてとなる驚異的な数字。米国内においても、12日〜14日の週末3日間で公開された映画作品の全体興収のうち、なんと77%が本作の興収という断トツの数字で2億460万ドルを叩き出しており、今後もさらなる大ヒットが見込まれている(6月14日付け BOX OFFICE ANALYST調べ)。

すでに公開を迎えたイギリス、フランス、韓国、中国などに続き、8月に公開を控えた日本にも早くも大きな期待が注がれている。世界で上映されている劇場の約半分が3D方式で上映されるほか、天井から床までの大画面で上映するIMAX上映も、本作を大迫力の臨場感で体験したい人たちの高い集客力に繋がる結果になっているようだ。

また、観客の男女比はほぼ5:5で、男性52%に対し女性48%。さらに、年代別にみると25歳以下が39%いることから、いわゆる“ジュラシック”世代ともいえる30代・40代のみならず、これまでのシリーズを知らなかった若者層も取り込んでおり、まさに夏休みのファミリー映画としても最高のスタートを切ったと言える。

映画「ジュラシック・ワールド」は8月5日(水)より全国ロードショー。

☆オープニング3日間 全世界興行収入成績(2015年6月14日現在)

1位 ジュラシック・ワールド(2015)5億1180万ドル
2位 ハリー・ポッターと死の秘宝パート2(2011)4億8320万ドル
3位 ワイルド・スピード SKY MISSION(2015)3億9760万ドル
4位 ハリー・ポッターと謎のプリンス(2009)3億9400万ドル
5位 アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン(2015)3億9250万ドル