Doctors Me(ドクターズミー)- 持病の薬を服用中。そんな人でも妊娠可能?

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持病がある人でも、安全に妊娠できるの?

持病があってその薬をやめるわけにはいかないけど赤ちゃんがほしい。でも、薬の影響が……といった悩みを聞くことがあります。

しかし、一概にすべてが赤ちゃんに悪影響を与えるというわけではありません。そもそも、健康な状態の妊婦さんでも約3%の確率で何らかの異常が起こるリスクはあるのです。

ほとんどの薬はリスクを数%上げる程度

一般的に持病で薬が手放せないといったケースでは、花粉症や喘息などのアレルギー薬、ステロイドなどを服用している方が多いのではないでしょうか。これらの薬は、じつは妊娠に気付かずしばらく飲んでしまったとしてもそこまでリスクが上がることはないでしょう。

危険を伴う薬があることも把握しておこう

いっぽう高血圧や高脂血症、糖尿病、てんかん、リウマチ薬、抗がん剤などの中には、リスクが高くなるものが確かにあります。

しかし、薬の種類を変えることによって危険性を下げられる場合もあるのです。また、こまめに検査に通うことによって、よい状態をできるだけ長く維持し、薬だけに頼るのではなく、少しでもいい状態を意識することで軽減できるケースもあります。

持病がある場合は、医師との相談が不可欠

てんかんの薬のように赤ちゃんにリスクはあるとはいえ、服用を中止するのも危険……といった場合には、やはり自分の状態をよく把握している主治医に相談するのが、賢い方法といえます。妊娠を希望している旨を早く伝えることで、最善の方法をとってもらえるので、その意志を少しでも早く伝えるようにしてください。

大切なのは、いたずらに不安にならないこと。

もし、気付かないうちに妊娠していて、薬を飲み続けていたとしても、それが直ちに赤ちゃんに悪影響を与えるわけではありません。慌てずに気付いた時点ですぐに病院に相談してください。

現在ではひと昔前と異なり、ハイリスク出産でも無事産まれることは多数あります。お母さんの不安な気持ちを相談する専門家の窓口も多数あります。お母さんと赤ちゃんの健康な出産のためにできる限りのことをしてください。