史上最年少で全米女子オープン出場をきめた山口(撮影:ALBA)

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 7月9日(木)から12日(日)まで、ペンシルベニア州にあるランカスターCCで開催されるメジャー第3戦「全米女子オープン」の出場権をかけた、日本最終予選会が兵庫県にある有馬ロイヤルゴルフクラブで行われた。この予選会に与えられた枠は“6”。86名の選手が1日36ホールの長丁場に挑み、鈴木愛が12アンダーの猛チャージでトップ通過を決めた。

 続く9アンダーの2位タイには菊地絵理香、葭葉ルミ、アマチュアの山口すず夏が食い込んだ。そしてカットラインとなった7アンダーの5位タイに穴井詩、松森彩夏。以上の計6人が本戦への出場を決めた。
 2位タイに入ったアマチュアの山口すず夏は「今日はショットがピンについてプレッシャーのかかるパットがあまり無かった」とキレのあるアイアンを駆使して積み上げたバーディは11個。疲れの出る2ラウンド目で自己ベストとなる“66”をたたき出し見事メジャーへの出場権を手にした。
 普段は神奈川県内の中学校に通う14歳。「e-girlsやEXILEが好き」という普通の中学3年生だ。それが一度クラブを握ると一変。「飛距離は平均で250ヤード」とプロ顔負けのプレーを見せる。加えて「今日は自信がありました」と物怖じしない性格もまた魅力の1つだ。
 「夢は20歳で賞金女王になること。ツアーでいっぱい勝って世界ランクを上げて東京オリンピックに出たいですね。そして金メダルを掲げることが今の一番の目標です」と大きな将来を見据えた若き日本のホープ。まずは、今回掴んだ大舞台で存在感を示したいところだ。
 トップ通過を果たした鈴木は先週の『サントリーレディス』で無念の予選落ち。だが、そこで気落ちすることなく本予選会へ切り替えた。土曜日に回ったことの無かった有馬ロイヤルゴルフクラブのノーブルコースをラウンド。日曜日には『サントリーレディス』の会場を訪れ、コーチの南秀樹氏と荒れ気味だったショットを入念にを修正。今日に備えた。
 そうして迎えた予選会では前半のハーフで、「3〜4メートルがほぼ入った」と5アンダーの大爆発。その後も順調にスコアを伸ばし参加者唯一の2桁アンダーで見事全米への切符を掴み取った。「今後海外に出てみたい思いがあるので、自分がどれだけ通用するか試してみたい」と異国の地での戦いに挑む。
 注目のアマチュア・勝みなみは、3アンダーで出場権を手にすることはできず。同じくアマチュアの山口に「自分の分まで頑張ってほしい」とエールを送り会場を後にした。その他有力選手では木戸愛が5アンダーで僅かに届かず。一ノ瀬優希、堀奈津佳はイーブンパー、原江里菜、藤田幸希は途中棄権している。
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