ドライアイやドライマウスは聞いたことがあるけど、“ドライノーズ”をご存知でしょうか。ドライノーズとは鼻の粘膜が乾燥している状態です。エアコンの使いすぎで部屋の湿度が低くなってしまうことも、ドライノーズの原因に。ドライノーズには、感染症に感染しやすくなるなど、さまざまなリスクがあるのです。

こんな症状は“ドライノーズ”かもしれない!

ドライノーズでは、鼻の中が乾燥しているため、カサカサした感じや鼻がムズムズするなどの症状があります。次のような症状がある方は、ドライノーズかもしれません。

鼻の中がカサカサしたりピリピリすることもある乾燥した粘膜がはげ落ちて出血することがある鼻血が繰り返し出る。出血と凝固を繰り返す

年齢とともに鼻の粘膜は乾いてきますが、最近ではエアコンの使いすぎで部屋の湿度が下がってしまい、年齢に関係なくドライノーズになる人が増えているのが特徴です。また、花粉症などのアレルギー性鼻炎の治療用スプレーがドライノーズの原因になることもあります。

“ドライノーズ”には危険がいっぱい

鼻には、粘膜や鼻毛によって外からくるホコリや細菌、ウィルスなどをシャットアウトする働きがあります。粘膜が乾いてしまうと、鼻が本来の働きをすることができなくなって、無防備に細菌やウィルスにさらされてしまうのです。また、ドライノーズは肺炎のリスクを高めてしまいます。肺炎はいまや日本人の死因で3位になるほどの危険な病気です。特に年を取った方、免疫力が下がっている時などは要注意です。

“ドライノーズ”にならないために気を付けたいこと

ドライノーズは、単に鼻が乾いたというだけでなく、感染症のリスクが高まる危険な状態です。日常生活でほんの少し気を付けるだけで、ドライノーズを予防することができます。

エアコンは掛け過ぎない

部屋にいることが多い人にとって、エアコンのかけ過ぎがいちばんの原因です。特に、エアコンの冷却機能と除湿機能を一緒に使うと、部屋の湿度が下がりすぎることに。最低でも50%程度の湿度を保つようにしましょう。

こまめに加湿器を利用する

部屋の湿度はこまめにチェックして、適度な湿度を保つようにしましょう。湿度が低い時は、こまめに加湿器を利用するようにしましょう。

鼻のマスクも効果的

鼻が乾燥している時は、マスクで口と鼻を覆いましょう。湿気を含んだ呼吸によって、鼻が乾燥から守られます。また、濡れたガーゼをマスクの内側にあてても効果的です。

ドライノーズ用のスプレーもある!

最終手段として、ドライノーズ用のスプレーを使用してもいいでしょう。速攻で鼻の中を湿らせることができます。


writer:岩田かほり