大手量販店の「ドン・キホーテ」<7532>が、日用雑貨品など商品の納入業者に対し、優位な地位を利用して商品の陳列などの作業ために従業員を不当に派遣させたり、協賛金を支払わせたとして、公正取引委員会は9日、同社に対して違反行為をやめるよう排除勧告を命じた。

 公取委によると、ドンキは、03年8月から04年11月までに新規店33店舗で延べ5200人、04年8月から同年11月まで97店舗の棚卸し作業に、延べ1万4300人を、納入業者約1500社から不当に派遣させ、使用していたようだ。

 また、納入業者に対し、03年7月から04年6月までにオープンした店舗24店に対する「協賛金」として、初回の納入金額に一定比率をかけた金額を業者から提供させ、総額約2億9200万円を集めたとされる。

 同社は、公取委の勧告を受理するかどうかについて「パートナー企業各社とも相談の上、慎重に決定したい」とコメントしている。

 同社は「激安の殿堂」を掲げて現在、首都圏を中心に104店舗を展開。04年6月期の売上高は約1900億円だった。【了】