美しさの最終兵器!手がほっそりきれいに見える指先の使い方

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きれいなネイルをしていたり、手がきちんとケアされていたりすると、女性らしく見えるもの。でも「印象に残りやすいのは、爪や手の美しさよりも手のしぐさなのです」と話すのは、イメージコンサルタントとして活躍する丸田久美子さん。しぐさががさつだと、相手に悪印象を与えることがあるのだそう。

「指先まで意識して手を動かすと『手元がきれいな人だな』と強く印象に残ります。さらにモノを丁寧に扱っている印象になるので、きめ細やかな女性に見られたり、仕事面で信頼感を得やすくなったりすることにつながります」(同)

指先まで意識して手を動かすには具体的にどうすればいいか、丸田さんに詳しくポイントを教えてもらった。

■なにかを持つときは指の腹を使う
例えば手帳や書類を持つとき、手全体でつかむのではなく、第一関節より上の指の腹だけで持つように意識してみて。グラスなどを持つときも、手で包み込むように持つのではなく、指の腹だけで持つと、指先まで神経が行き届いている印象になり、所作が美しく見える。クラッチバッグなど重さがあって指先だけで持ちにくいものは、第一関節と第二関節の間くらいで持つようにして。

贈り物など人にモノを渡すときは、両手を使い、包みの両サイドをそれぞれ5本の指の腹で支えて渡すと、指先が伸びて手が美しく見える。

■5本の指は適度に伸ばして揃える
指と指の間が広がっていると横幅が強調されて手が大きく、さらに指が太く短く見えてしまうことに。5本の指はなるべく揃えて軽く伸ばすようにすると、手全体が縦長になり、指が長くほっそり見えて女性らしくなる。

さらに、財布からお金を出すときなどは、指先でお金をつかむのはもちろん、動作をアンダーバストのあたりで行うと取り出しやすいため、動きに無駄がなく美しく見えるのだそう。ただし、財布を顔に近づけすぎるとがさつな印象になるので要注意。

普段からこうした手の動きを意識していると、慣れて自然にできるようになり、いざというときの食事会などの場でも手の所作が美しくなるはず。

姿勢や表情を意識している人は多くても、指先の動きにまで気を使っているという女性はなかなかいないはず。指先まで意識して、周りと差をつけよう!

丸田久美子
イメージコンサルタント、ウォーキングインストラクター、メイクアップインストラクター。ミスインターナショナルの公式トレーニング校「ICBインターナショナル」の講師として活躍するほか、客室乗務員やモデルなどの指導も数多く行っている。