ボミの追撃をかわし、完全優勝で今季2勝目を挙げた成田美寿々!(撮影:米山聡明)

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<サントリーレディスオープンゴルフトーナメント 最終日◇14日◇六甲国際ゴルフ倶楽部(6,511ヤード・パー72)>
 国内女子ツアー「サントリーレディスオープンゴルフトーナメント」最終日。勝ちたい気持ちと負けられない想いが交差する一騎打ちを制したのは、首位からスタートした成田美寿々だった。
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 この日、4打のアドバンテージをもってスタートした成田は前半で順調に2つ伸ばしたが、2位スタートのイ・ボミ(韓国)が4つ伸ばし2打差に詰められた。「私も伸ばしてるのに、あれ?詰まってるぞって(笑)」。
 さらに後半の12番で右の林に入れてしまいボギー、いよいよ1打差に「さすがボミさんだなって」。そして迎えた16番パー3。「守ったらボギー。攻める気持ちを持った」とティショットで池のある左側を果敢に攻めてピン側3メートルに。この大事なバーディパットを「ストロークだけに集中しました。グッドストロークでしたね」と落ち着いて沈め再び2打差に拡げた。結局そのまま逃げ切り、自身初の完全優勝で今季2勝目を果たした。
 手に汗握る攻防は、成田にとって楽しい時間だった。「前半、難しいピンポジなのに4アンダーを出されて、これがボミさんの調子かと。面白い展開なってきたぞ」と追撃を歓迎。勝負を決めた16番では鳥肌が止まらなかったという。「この勝負楽しい!」。
 「4日間大会でこんな争いができるのはとても喜ばしいことでした。この位置でずっとやっていたいなと改めて思いました」と成田。賞金ランキング1位のボミとの優勝争いは幸せな時間となった。そして何より「やっぱり強かった」と語るボミから逃げ切ったことは自信へとつながった。
 これで成田は賞金ランキングも5位浮上。まだボミとは差があるが、優勝をさせなかったことで賞金レースも“面白い”展開になってきた。ボミの独走に待ったをかけた成田が、女王争いをさらに白熱させていく。
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