ナント、階段でも使える電動車椅子が登場!うれしい「ある機能」にも注目

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車椅子を使うユーザーにとって、「階段」を使えるいう変化は大きいのではないでしょうか。誰かの手を借りたり、昇降機を使う…近い将来その必要はなくなるかも知れません。

以下の動画で紹介されているのは、キャタピラ付きの電動車椅子。階段を上ることが可能な上に、ちょっとした便利な機能も追加されています。

まずは階段を背にして、車椅子のキャタピラをおろします。

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キャタピラにはゴムの突起がついており、階段の角を捉えながら進むことが出来ます。

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上りながら車椅子の角度を調整。前のめりにならないように、少しずつ。

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一定の高さまでたどり着いたら、あとは進むだけ。

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階段の上に達したら、後ろに倒れないように補助輪が出てきます。

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更に、キャタピラと補助輪を両方立てることで、視点を高くする便利機能も。

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今まで見えなかった世界が…。

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目の前に一気に広がります。座っている高さから見える景色って、限られてしまうこともあるんですよね。

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スイス連邦チューリッヒ工科大学とチューリッヒ芸術大学の学生が共同で開発中の「SCALEVO」は、もちろん日常的に使用できるものを想定しており、まだ進化の途中だといいます。

最初は階段を上れるように太い車輪に補助輪をつけるというアイデアから始まりました。でもこれだけだと安定性が不安です。

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次は、車椅子のサイドにキャタピラをつけるタイプ。でも、とても重くなってしまいました。

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そして、この2つのいい面を合わせたキャタピラ付きが今回の動画のもの。もちろんまだまだ開発段階なので、今後もデザインの改良が予定されています。

彼らの目標は、より簡単に使えて、軽くて信頼できる電動車椅子にすること。キャタピラを2つに分けて安定させる方法や、セグウェイのように体重移動のバランスで操作する方法が考えられています。

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2016年10月に行われる、サイボーグ選手(バイオニックアスリートとも呼ばれている義手などを用いるスポーツ選手)のオリンピック「サイバスロン(Cybathlon Challenge for Robot-Assisted Parathletes)」でのレースに向けて、デザインを洗練させており、2015年内の完成を目標としています。

もしもこの階段で使える電動車椅子が一般的になれば、多くの人の生活が変わるはず。そして、それは夢ではないのです。

Licensed material used with permission by SCALEVO