パリ・サンジェルマン(PSG)のナセル・アル・ケライフィ会長が、フランス『Le Parisien』で次のように述べている。

「問題はまったくない。PSGは彼を残したいと思っているし、ズラタン・イブラヒモビッチも残りたいと思っている」

これは真実なのだろうか。それとも、マーケットを控えた典型的なゲームなのだろうか。確実なことは2つある。まずは、ミランがジャクソン・マルティネスと夢のコンビを組む真の価値を持った選手をシニシャ・ミハイロビッチ監督にプレゼントすべく、数日前からイブラヒモビッチとミーノ・ライオラ代理人に働きかけているということだ。

もう一つは、イブラ本人の希望である。スウェーデン代表での会見で、イブラヒモビッチは「僕は楽しめる場所に行く。たとえチャンピオンズリーグに出場できなくてもね。自分はPSGの選手だが、どんなことも起こり得る。(アドリアーノ・)ガッリアーニとはよく連絡しているよ」と述べていた。